ちゃおチャオブログ

日々の連続

秋川渓谷「阿伎留~城山~石舟橋」紅葉狩り(1)秋川河川散歩。

先週は天候を危ぶみ、途中で引き返したが、今日は午後からの晴天を期待し、秋川を歩くことにした。五日市線の終点・始発、武蔵五日市駅
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ここは戦前の木材運搬鉄路だったのだが、今は綺麗な駅舎に建て替えられている。
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秋川渓谷、さて、今日はどこをどう歩こうか・・。
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十里木行きのバスが満員で、駅前から秋川に下りて、河岸を歩くことにした。
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河原で遊ぶ家族連れなどもいる。後ろの高台が五日市駅だ。
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大分以前になるが、まだ車を運転していた頃の秋の今頃、多分三頭山かその手前の都民の森からの帰り、数馬温泉に寄って疲れを癒し、檜原街道を下ってきた時、渓流沿いの紅葉が実に見事に綺麗に染まっていて、後でこの渓流は秋川の上流と分かった。街道は渓谷を縫うように走り、垂直に切り立つ崖に織りなす紅葉のグラジュエーションはしばしば運転の危うさを感じたものだった。その後何回かこの街道を走行したこともあったが、ピンポイントのシーズンでは無かった為、再びこの光景を見ることは出来なかった。

先月の都の広報誌にこの秋川渓谷、石舟橋の紅葉の模様が写真付きで載っていて、秋川渓谷を代表する紅葉の名所、と紹介されていた。記事の中にあきる野市観光協会の電話番号も出ていて、色づきの様子を聞くと、11月第1週ころから始まって、最後の週はもう散り始める、との案内で、それでは久しぶりに秋川の紅葉を見に行こうと、先週やって来たが、雲行きがどうも怪しく、途中で雨に降られる心配もあって、渓谷へ行くのは止めて、立川から府中までの多摩川河川を26,000歩、18.6キロを歩いた。多摩川を歩いていて、午後から天候が急速に回復し、秋の快晴になったが、朝天気予報を信じて強行しておけば良かったと後悔しても、それは後の祭りだった。

先週行けなかったので今週再トライ。先週同様、五日市の奥の奥多摩の峰には雲がかかり、どうも天気がぱっとしない。朝の予報では午後から晴れるとのことで、今日は引き返さずに歩くことにした。午後の晴を期待しよう。五日市駅前のバス停は既に長蛇の列。バスの本数が少ないのか、連結バスは出ていると思うのだが、それ以上に首都圏各地から紅葉狩りの花見客が集まってきているのか・・。十里木までバスで行って、帰りは歩いて帰って来ようと予定していたが、その予定を逆にして、先に秋川沿いを歩いて十里木に向かうことにした。駅前にはハイキングやサイクリングのグループ。皆何人かのグループで賑やかにアウトドアを楽しんでいる。

当方、五日市駅前から秋川に下りて、川と河原と山の景色を眺めながら護岸を歩く。川沿いの樹木は一部紅葉が始まっている。しかし都心地を離れて里山までやってきた割には、色鮮やかではない。これも又今年の異常気象、異常台風のよるものか・・。この程度の紅葉なら小金井でも見ることはできる。紅葉の深度には少し落胆したが、空気が良い。木々に囲まれた山郷の空気は美味しい。この空気を吸えただけでもここまでやって来た価値はある。

駅前の大橋から1キロ程歩くと、正面の山々が近づいてくる。山と山の間にポコンと一つ丸い山が顔を出しているが、城山だ。今日は足の具合が悪くなければ、あの山に登ってみよう。久しぶりの山歩きになる。護岸の遊歩道が途切れ、一般車道と交わる所に阿伎留神社がある。延喜式にも出てくる、この町の由来ともなっている古社だ。今日は時間は十分ある。ちょっと寄ってお参りしてこよう。



河原では釣りをしている人もいる。
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川沿いの農家。秋の花が咲いている。菊なども良く見られた。
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黄色のひなぎくが綺麗に咲いている。
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正面に見える山は戸倉にある城山だ。足の具合が良ければ、登ってみたい。
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うーん、かなり険しそうな山だ。
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