ちゃおチャオブログ

日々の連続

The Third Eye カトマンズへの道(25)スワヤンブナート寺院に登る。

スワヤンブナート参道入り口付近には、両側に屋台の店が並んでいる。
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歴史の古いお寺で、参道には大樹が鬱蒼と茂っている。良い休憩になる。
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凡そ300m、高度差にして200m程の石段を休み休み登っていく。
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休み休みで、凡そ20分程か、漸く山頂の寺院が近づいてきた。
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インド・ネパールに来て既に5日目。足を頼りに毎日かなり歩いたので、疲労もかなり蓄積して来た。ホテルからこの丘の上に建つスワナンブナート寺院までは歩いても30分もかからない距離にあるが、タクシーで来ることにした。この国の国民にはまだ純朴さが残っていて、雲助タクシーもいないようだし、それにタクシー代自体が安い。昔のバンコクのような感覚だ。タクシーを降りて、寺院を見上げると、ずっと長い石段が上の方まで続いている。チェンマイ郊外の山の中腹にある壮麗な寺院、ワットドイ?テープ寺院のように長い石段が続いている。これを登るかと思うと、ウンザリだ。

ワットドイには、自分は利用したことはないが、裏側にリフトがあった。お年寄りとか足の悪い人はそのリフトを利用して山頂の寺院に登ることができる。ここカトマンズのスワヤンブナ―トにはそんな便利なものはまだ設置されてなく、お寺に参拝したい人は、這いずってでも自分の足で登らなければならない。そう言えば、五台山に行った時、幾つか山の中腹にある寺院も、ここ同様にかなり長い石段や上り坂があった。信心深いチベット密教系の人々は、五体投地、石段を1段登るごとに身体を地面にひれ伏し、その繰り返しで段を上って行った。山頂のお寺に登るまでには、途方もない時間がかかるだろう。多分1日ががりで、登って行くのに違いない。流石にここネパールでは五体投地をして登って行く人はいないが、これだけ長い石段を登るのは、足の弱い人には大変なことだろう。

石段の長さは凡そ300m程か。高さにして150m~200m程か。幅広の石段は例祭日には沢山の信者で溢れるだろうが、今朝はまばらだ。長い階段があり、ツアーコースからは敬遠されているのかも知れない。家族連れの小グループは見られるが、そうした外人ツアーのグループは見られない。ボロブドールの石段もかなり急だったが、高さが30-50m程しかなく、途中で休むことなく一気に登れたが、ここはそういう訳には行かない。大きな木立の下で数回休んだり、階段の所々に線香とかお供え品を売る屋台などもあって、それ等を横目で見ながら、休み休み登る。

登るのに随分時間がかかったとの意識だが、実際には20分も掛かってはいないだろう。漸く山頂の寺院が目の前に現れた。寺院の境内に入る直前にゲートがあって、外人は拝観料を支払う。ネパール人はすいすい境内に入っていくが、自分は呼び止められて、チケット代を払わされる。自分の顔などネパール人そっくりだと思うのだが、ゲートの番人からすれば、一目で違いが分かるのだろう。200ルピー、約200円支払って境内に入る。このゲート前からはカトマンズの市内が一望の元に見渡せた。良い眺めだ。



境内の直前、左側にチケットブースがあって、係に呼び止められ、拝観料200ルピーを支払う。
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このゲート前からカトマンズ市内が一望に見渡せる。
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盆地になっていて、スモッグの多い街だ。
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街全体がスモッグでくすんでいる。
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