ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.13.(水・晴れ)不運な最期。「相棒」。

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2代続けての木更津市長の家に生まれ、成績優秀で東大に進み、卒業後は建設省に入省し、中央省庁で国政を担う。この頃がこの名家の我が世の春。家族も親戚も、地元民も皆寿ぎ、退官後の3代目市長への就任は当然のことと思っていた。
だが歯車が少しずれて、2回続けて市長選に落選。どうも思い描くようには自身も社会も動かなかった。で、取り敢えずは市議に転じ、今回2期目に挑戦する矢先に、娘婿から刺殺され、71歳の非業の死となった。東大に入り、建設省入省後の時点が、誰が彼のこのような最期を想像できただろうか・・。しかも交通事故や飛行機事故、大震災の災害死ではなく、このような殺人事件の被害者として。
全く人生は最後まで分からない。71歳、今回市議に当選し、或いは次回の市長選で、当選するかも知れない、そうした未来は絶たれた。娘の結婚、夫婦間の不和、義理の息子、婿養子の暴力性格。歯車はいつの頃からか狂いだし、修正できなかった。それがその人の宿命だったのか・・。

80歳、アポ電被害者の犯人3人が逮捕される。極悪非道の押し込み強盗。以前山形の旧家の資産家であったが、今回のこの事件もに外国人犯罪かと想像していたが、捕まった3人はれっきとした日本人。そんじょそこらにいそうな22歳と27歳の若者。背後にいる手配師かヤクザに使われてやった犯罪かも知れないが、一線を越えた。単の詐欺事件で、お金持ちの年寄りを騙して金を奪うのとは、訳が違う重大犯罪だ。今の若者が、そんな是非善悪も判断できなくなってきたのか。日本が劣化している一つの表れだ。

不運だったのは、80歳の犠牲者。ずっと看護師を務め、老後には困らない資産を作り、現にカラオケや旅行等、老後の余生を楽しんでいたが、こんな形で犠牲になったとは・・。このマンションに一人で生活していたが、彼女にどんな家族、子息がいたのか、いなかったのか・・。病気で死ぬのも、殺害されて死ぬのも、死ぬことに於いては同じことだが、どうせ死んでいくなら、穏やかに死んでいきたい。それが人の願いだろう。そうした願いを無残に奪った犯人は非道だが、この高齢者も昨日までは順風だったが、最後の一瞬に逆境になってしまった。木更津の市議同様、この高齢者にも死後の霊安らかに願いしかない。

2週連続の相棒「月本幸子」。鈴木杏樹。美人で良い女優だが、今回で花の里女将を卒業するようだ。彼女がいなくなると、花が消えたようで、ちょっと淋しくなるだろう。さて、次の女将はだれか?? 又、幸子さんがなぜ卒業するのか・・、右京さんも淋しかろう・・。

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