ちゃおチャオブログ

日々の連続

能登の春(12)ペンション「クロワッサン」にチェックイン

今晩の宿ペンション「クロワッサン」は川向こうの漁師町にあった。
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値段相応に、かなり古い感じのペンションだ。
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ただ中はリニューアルされていて、小奇麗になっている。
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今晩の宿泊は、自分を入れて二人のようだ。
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重蔵神社から輪島駅までは歩いて5-6分か。ロッカーからリュックを取り出し、これから予約してあるペンション「クロワッサン」へ行くことにする。ペンションは川向こうだ。先刻のいろは橋を渡った先にある。歩いても行けない距離ではないが、探すのが面倒で、タクシーで行くことにした。この町にペンションが幾つあるか知らないが、名前を言ったら直ぐに分かって二つ返事で連れて行ってくれた。今朝風が強く、飛行機の横振れが激しかったことを話したら、何のこれしきの風、強風は良く吹くが、こんな程度の風で着陸不能になることはない、と、強風に関しては変に強い自信を持っていた。半島の海に面した町、海を渡ってくる強風は日常茶飯に吹くのだろう。

先のいろは橋は現在工事中で、海側の橋を渡って大回りで行くことになったが、運転手さん、橋を渡った先でメーターを倒し、本来ならいろは橋を渡れば、簡単に来れたが、大回りしたので、メーターはここまでで、後はっサービスで行く、と言って、合計1000円ちょっとで行ってもらえた。50年配の田舎の運転手さん、随分良心的だ。輪島の人がみなそうなのかどうかは分からないが、東京では余り見られない善意の運転手だった。


先刻、港湾埋め立て地でルートワンホテルの看板を見たが、輪島にも2-3のチェーン店ホテルがある。金沢が本社のアパでもあれば、泊っても良いかと思っていたが、残念ながら輪島にはない。能登伊豆半島と同じように、半島全体にあちこちで温泉が出て、この輪島のチェーンホテルも温泉を売り物にしているが、明日からの二日間、能登町の柳田温泉に泊まるので、今晩は費用の安いペンションにした。ツァーならホテル食事込みで2万円で来れる能登観光も個人で来るとなると、直ぐにも2万円を越え、大幅に足が出る。

で、結局1泊3000円のペンションにした次第だが、客は自分一人のようだ。合計5-6部屋があるようだが、後から一人女性がチェックインしたようで、金曜夜であっても都合2組の宿泊だ。名前は随分モダンなクロワッサンなどと付けているが、フロントで応対するのはこの家の老夫婦で、片手間でやっているようだ。名前からして昔は若夫婦がやっていたのかも知れないが、こんな閑古鳥がいつまでも続いて、生活も成り立たなくなったに違いない。部屋は2ベッドで冷暖房もついているが、まだ外も明るく、直ぐにも外に出た。



部屋もまあ、こんなものでしょう。
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チェックインして直ぐに外に出て、近くの住吉神社に行く。
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この住吉社は昨日が宵宮で、今日が曳山だ。
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向こうから花車がやってくる。
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