ちゃおチャオブログ

日々の連続

能登の春(22)能登、白米千枚田へ。

輪島市内を通り越して、鳳至と反対側の高台から市内を見たが、輪島は凹凸の凹の底に当たって、市内は見えない。代わりに外能登の海外線がずっと先まで見えている。
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この海の向こうに舳倉島がある筈だが・・。
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その高台から少し走った先に白米千枚田がある。
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ここは能登では有名な観光地。沢山のお客さんが来ている。
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鳳至、これは「ふけし」と読むのだが、この岬の先端から僅かに輪島市内の一部を眺め、今度は輪島市内を突っ切って反対側の岬に向かう。町の反対側の高台からなら輪島市内も一望できるかと思った次第だったが、残念ながらロケーションが良くなく、市内は凹形の底の部分に当たっているのか、輪島を通り越して、その先の海岸線しか見えなかった。昔の人は案外こうした地形を利用して、風待ち、或いは避難港として利用していたのかも知れない。

岬の高台、竜ケ崎灯台を下りおり、昨日泊ったペンションの前を通り過ぎ、河原田川に架かる橋を渡り、市内の中心部を横断するのだが、昨日歩いたばかりの土地、建物、風物が懐かしく感じられる。この町の有名な温泉ホテル高州園の前を通り過ぎるのだが、朝マリンタウンの道の駅で空港行のバスを待っていた時、地元の人がこの高州園は一旦は潰れて廃業となったが、今はインドの会社が買収し、従来通り営業している、との話をしていたが・・。はあ、インドの会社?? 中国ではなくインド?? インドのどんな会社が買収したのか、その人も知らなかったが、時代が変われば変わったものである。ホテルの前をトロイ過ぎるとき、朝のその時の地元の初老との話を思い出した。

さて、輪島の市内を通り越して、高台に上がった見晴らしの良い場所で車を止め、今登ってきた国道を振り返って眺めたが、輪島の先の海岸線が見えるだけだ。だが、市中は見えなくても、外能登の海外線が見えるだけでも気持ち良い。日本の風景。四季に富み、海があり、山は緑だ。この海の先には舳倉島もある。

そこからほんの少し走った先に千枚田がある。観光資源の少ない能登半島で、人気のスポットだ。總持寺祖院の駐車場にはほんの2―3台の車しか止まっていなかったが、ここの駐車場には沢山の車が止まっている。大型の観光バスも止まっている。能登観光の主要なコースだ。ここは欠かせない。道の駅も客で混雑している。矢張り、本当の観光地へ来た感じだ。車を降りて、早速千枚田を見ることにした。



千枚の棚田が海に向かって耕されている。
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こんな人里離れた辺鄙な場所で、人の営み、努力に頭が下がる。
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夜のライトアップもされているようだ。
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記念に写真を1枚撮って、今日の宿、柳田温泉に向かう。
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