ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.10.(金・晴れ)ぬか喜び。


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今日午後1時、米国通商法202号に基づく中国輸入品に対する追加関税発動の動きで、昨日までの東証は800円を越える下げに見舞われている。中国劉鶴福首相がワシントンに来て、ライトハイザーとの最後の交渉、今日午後1時までに妥結すれば、発動はストップされる。トランプ大統領も習主席から親書が来て、交渉は近々妥結するだろうとの希望的観測も述べていた。
午前の東証、開始直後には大きく下げてスタートしたが、そうした希望的観測もあり、徐々に持ち直し、プラスに転じ、150円高まで伸ばす。当方も安心して昼外出したが、1時過ぎに戻ってきて、ビックリ! 大きくマイナスに沈んでいるではないか! ではあれは何だったのか! 狐につまされていたのか! 結局交渉は妥結せず、午後1時発動。直後に東証は大きく下げに変わった。後場は200円を越える下げまで見たが、だが交渉はまだ明日1日ある。先延びされた妥結の希望を明日につなぎ、株価も徐々に回復し、最後は57円安まで戻した。上海株がプラスに動いている点も明日の希望に繋がるものだった。
結果、今秋火曜日、5月7日からスタートした令和の相場は4日間、連続で下げ続けた。新元号に対するご祝儀どころか、冷や水をかけられた格好だ。その最大の元凶は、連休終了直前に突然に追加関税をツイートしたトランプであり、ごり押しを企んだトランプだ。だが、そのごり押しが上手く結果を生み出さないと見るや、今度は、妥結も近いとツイートする。もう彼の滅茶苦茶な対応にはウンザリだ。
結果的に前場の上げ相場はぬか喜びになってしまった。このトランプのツイートで、又大損した日本人投資家もかなりいただろう。


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