ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.17.(土・晴れ)野川植物園。

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昨日は東センターで文芸春秋芥川賞受賞作、紫のスカートの女を読む。菅官房と進次郎氏の対談集も興味があったが、先に芥川賞を読む。今村夏子。上手い書き手ではあるが、あおれだけの話。以前賞をもらった村田紗耶香のコンビニ人間と似たようなストーリー。どこか学芸教室とか、書き方教室で、作品作りを勉強し、それを作品にした感じ。薄っぺらくて、中身に乏しい。

今日は午後野川植物園に。夏は花が少ないが、歩行運動を兼ねる。久しぶりに板橋さんと会う。彼は以前の側の先の調布に住んでいて、いつも自転車で来ていたが、今春、高円寺に引っ越し、今日は電車で来ているとのこと。お酒が飲めれば、帰りに駅前で少し位飲むのだが、全く飲めない。ヒガコ駅前まで一緒に歩いて帰る。
高円寺のアパートにはお風呂は付いているようだが、調子が悪く、いつも風呂屋に行っているとのこと。1回につき430円。1か月に1.5万円はかからない。風呂付のアパートに引っ越すと、1.5万円以上は高くなるので、今のままで良いとのこと。
病弱で心臓も悪く、時々病院へ行っているとのこと。どういう生活をしているか知らないが、つましく生きているだろう。だが、花好きで、よく植物園に来ていて、そうしたつましさは微塵も見せていない。一つの生き方だ。いつ死んでもおかしくない状態。電話番号は聞いているが、こちらから電話しても出ない。暫く顔を見なければ、もう死んでしまっているのかも知れない。花好きで、良い死に方をしたと思おう。


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