１０月最後の日。朝５時テレビを付けるとNHKニュースで、首里城が真っ赤に燃え盛っている映像を映し出している。今朝未明の出火で、最早手が付けられない状態。燃えるに任せ、燃え落ちるのを待つしか方法がないような状態だ。紅蓮の炎の前には１０数台集まった放水車からの放水も全く役に立たず、蟷螂の一滴のあり様。
丁度今、今週末から始まる祭典の作業で、１時過ぎまで作業をしていたようだが、その直後の出火。又々人為的な過失で、世界遺産の建物を焼失させてしまった。火気厳禁、という訳には行かなかったのか・・。１０人集まれば、中に一人二人愚かな人が紛れ込む。Human Errorは常にあり得る、を前提に、火災報知器、スプリンクラー、防火装置を完備すべきだった。首里城が誰の管理になるかは知らないが、県なり国の手落ちだったことは明らかだろう。再び富が失われた。
任命責任は私にあります、と言いつつも、一度も責任を取ったことのない安倍総理。先週の菅原経産相に続いて、今日は又河井法相が辞任する。立て続けのドミノ辞任だ。又々文春砲が火を吹き、閣僚を追い落とした。大新聞がやらないことを、一週刊誌が意気軒高だ。
言う事と、やる事の伴わない安倍総理。言葉が真実味を持たず、どんどん軽薄になっていく。その場限りの言葉になっていく。閣僚に対する任命責任があるというなら、妻の言動を制御できない伴侶の責任はないのか！ Better Half,として、重大な責任があると思うが・・。いずれにしても、自ら責任を取る人間ではない。
