ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.13(金・晴れ)東証暴発、年初来。

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世界の金融市場を取り巻く二つの暗雲が同時に払拭され、世界の株式市場は、久しぶりに晴れ晴れとした青天井を迎えた。

英国、ジョンソン首相率いる保守党が圧倒的な勝利を収め、来年3月のBrixitが確実なものとなった。この先、一体どうなるのか、EUから出るのか出ないのか、の宙ぶらりんの状態は、この先の結果はどうあれ、一定の方向性が明確になって、各界から好感を持たれ、ポンドも2年半ぶりの高値をつけた。心の中で、多くの英国人は、嘗ての大英帝国の国民が、大陸国の独仏の軍門に下ることは面白くない、と思っていたに違いない。

 

市場に対し、それ以上に大きなインパクトを与えたのは、米中貿易紛争で、一定の合意を見て、15日発動予定の追加関税はストップとなり、以前掛けた最高税率も一部製品については税率を元に戻す、とのことである。これでもって米中の貿易、強いては世界の交易も活発になるとの思惑で、各国市場は暴騰した。

東証はその先陣を切って、朝から500円を超える上げ。一時は600円も超えたが、終値ベースでは598円高の24,023円で引ける。上げ幅は今年最大で、終値は去年10月以来の高値となった。円安も順調に進み、対ドルでは109円50銭台、対ランドでも7円50銭台まで乗せてきた。FXの方は年内での挽回は無理だが、株式の方は漸くゼロベースまで戻すことができた。結果はツーペイだが、この間の犠牲は余りにも大きかった。猪突猛進とはいかない1年だった。

 

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