ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.5(火・晴れ)コロナに勝って、国に殺される!

f:id:commodore:20200506104230j:plain

 

昨日の総理記者会見。当初の緊急事態宣言は、連休明けの7日には解除される筈だったが、その約束は反故にされ、更に1か月延びることになった。専門家会議の検討結果を踏まえての結論とのことだが、感染者数を見る限り、ピークは過ぎて、下り坂に傾向にあることは間違いない。専門家委員は、この減少傾向が期待した程のものではなく、ここで規制を緩めたら、いつまた感染爆発が起こるかも知れない、との強い危惧があり、ここで緩めるべきではない、との答申だった。

総理が専門家委員の答申を尊重するのは当然のことだが、総理は国の経営を統べる最高責任者であり、こうした医学的な専門家意見のみを聞くのではなく、他の経済界、街の声、教育 関係者など の意見も広く聞き、国政に反映されるべきなのだ。

医療の分野が極限に達しているのは理解できるが、自分が見る限り、今の日本の現状はかなりコントロールされているように思う。感染者の調べ方の問題はあるとしても、日本は1万人を越えた程度で、米国の120万人、死者7万人、英スペインイタリーの20万人超と死者3万人弱の数字から見たら、対策はかなり上手に進んでいると思われる。こうした日本よりも圧倒的に悲惨な国でも、ピークは既に越えたとして、経済活動を徐々に解禁しつつある。最大汚染国米国でも30数州が解除に向けて動いている。2次、3次感染の恐れはあるとしても、経済活動を再開しないと、国が持たない、との背景があるからだ。

最大債務国の日本、更に又自粛を延長し、更に又莫大な救済に応ずる構えだ。金は印刷するだけ、との安易な気持ちで政治運営しているとは思わないが、この付けは必ず後世にやってくる。シンガポール在住の投資家、ビル・ロジャーズが 日本 の10歳の青少年に対し、早く国を捨てて外国に出るか、さもなくば、AK35、自動小銃を買って、身を守るべきだと。ロジャーズはそれ程将来の日本を悲惨な状態に見ている。

 

東京の新規感染者は最近では100人を切っている。院内感染を防げば、数字はもっと低くなる。全国レベルでも一時の700人台から今は100人台に落ち着いてきている。この傾向は連休後には更に加速するだろう。連休明けf後の早い段階で、総理は再度専門委員を招集し、新たな数字の結果を踏まえ、国を前進させるべく、新たな見解を国民に示すべきだ。さもないと、日本はコロナにはかったが、国が潰れてしまった、と世界の笑いものになるかも知れない。

 

f:id:commodore:20200506104324j:plain