沼津の康喜君が死んだ。死んでもう1年になるという。26歳。姪の息子で次男。姉は詳しいことを話さないが、交通事故で亡くなったようだ。姉に取っては孫だ。姪の悲しみも深く、死んだことは周りには内緒にしていたとのこと。沼津の鈴与の社員だったとのこと。最後に会ったのは高校生の頃か。加藤学園の生徒だった。その後は会っていないし、どこの大学へ行ったのか、どこの会社へ入ったのかも聞いていなかった。
姪の美貴ちゃん、ショックも大きく、落ち込みも激しかったようだ。残酷な運命。しかしそれも又運命として受け入れなければならない。
姉も今月で88歳。義兄は91歳になるという。皆あと何年生きていられるか・・。皆死は隣りあわせだ。
康喜君の死を知っていたら、四国巡礼にも祈ってやりたかった。お札には「悉皆成仏」、「病気平癒」と願っておいた。余りにも早い死。人生の楽しみの半分も経験していない。大人しく、おっとりした次男坊の顔が思い出される。