ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.22(金・晴れ)不運な連鎖ー羽田雄一郎さん。

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今週から国会が開催されているが、各発言者の冒頭には、必ず羽田雄一郎さんへの哀悼の挨拶が述べられている。53歳。不運な偶然が重なり合って、予期せぬ命を失った。それが彼の運勢だったと言えば、言えないことは無い。

最初に高熱が出て、おかしいとは思ったが、翌日は平熱に戻った。又、熱が出て、国会内クリニックに相談したが、PCR検査は受けられないと言われ、近くで診察できるクリニックを紹介された。金曜日のことだった。保健所にも連絡したが、手いっぱいで、検査は来週になると言われた。その間、体温の上がり下がりはあったものの、クリニックとの予約は月曜日だった。日曜日は妻の誕生日。もしも発熱が月曜日であり、直ぐにも検査することが出来たら、命を落とすこともなかったかも知れない。

月曜日、救急車も呼ばずに、秘書の運転でクリニックに向かったが、車内で急変し、急死した。明らかな窒息死で、先日も群馬の山中でテントの中で大人3人が死んでいたが、一酸化炭素中毒死で、言わば窒息死だ。人は息ができなくなれば、数分で死ぬ。

救急車内だったら救急隊員による応急手当で死ぬこともなかっただろうが、秘書では何もできない。全く不幸な偶然が重なり合って、53歳の命を失うことになった。彼が生まれた時からの定められた運命とは思えない。人為的な数々のミスが重なり合った結果の必然の死だった。お気の毒としか言いようがない。

 

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