丸亀アパホテル、2日目の朝食。
今日は一番に丸亀城に向かった。
想像していたよりも大きな城だ。
この丘の上に城がある。
丸亀市役所に車を止め、登城する。
城の下は市役所に続く公園になっている。
本来時間的余裕を持って参拝すべきところ、時間に追われる気持ちが強く、駆け足で回ってしまった。あちこちの霊場で、もっと見ておくべき史跡、記念物等々があったのだが、殆ど端折ってしまい先を急いでしまった。巡礼は物見遊山ではないのだから、本堂と大師堂に参拝すればそれで事足れり、という考えもあって、時間の限られたツアーなどでは、殆どそういう事だった。だから、自分自身でも駆け足巡礼とはなったが、目的を外れた訳でもなく、しっかりとお参りできたのだから、満足すべきだとの気持ちもあった。
巡礼は予定よりも1日早く終了し、今日1日は全くのフリーの時間となった。ホテルの直ぐの近くに丸亀城があり、朝夕ホテルの窓から天守閣を眺めていた。ホテルでの朝食を食べ、今日最初の行動は、このお城巡りだ。香川には過去数回来ており、高速道からこの城の天守閣が見え、機会があれば一度は来てみたいと思っていた。昔の一の丸か二の丸、お城の城下、内堀の中の公園を兼ねた広い敷地の中に丸亀市役所があり、その敷地内に車を止めた。駐車場はお城巡りの観光客用にも開放されていた。
今まで高速道路とかホテルの窓からしか見ていなかったが、車を降りて城を見上げると、想像していたよりも大きく、高い。丸亀藩5万石は今まで回った松山の15万石よりは小さいが、宇和島の7万石、大洲藩の6万石、今治の4万石と比べても遜色はない。秋の季節、コロナ禍とはいえ、毎年の行事、菊花展が行われていた。そこへ小中学生の修学旅行なのか、課外授業なのか元気な子供たちがやってきて、お城に登っていく。ああ、地元の小中学生だろうか。こうして身近にある日本の歴史、伝統を学ぶのは良いことだ。後年になっても思い出として残るだろう。
大手門はないが、通用門のような門を潜って城内に入る。
秋の季節、菊花展が行われるようだ。
先月上田城へ行ったが、今年は菊花展は行われなかったが、こちら丸亀ではレ例年通り、開催されている。
ああ、小学生か中学生の一団がやってきた。