ちゃおチャオブログ

日々の連続

石垣再訪(37)石垣離島。

新石垣空港、成田行きピーチ機の出航は11時40分だ。

f:id:commodore:20210624171811j:plain

コーヒーラウンジも2月の時よりは、確実に客は増えている。

f:id:commodore:20210624171857j:plain

土産店も客は増えている。

f:id:commodore:20210624171947j:plain

さあ、そろそろ搭乗だ。

f:id:commodore:20210624172116j:plain

来るときは殆ど雲の上だったが、帰りはどうだろうか・・。

f:id:commodore:20210624172207j:plain

 

「離島」という言葉には幾つかの意味があり、最もポピュラーなのは、「離れ島」。所謂に大きな島や陸地の周辺に点在する大小様々な島を差す。通常、本島と対比して用いられ、この八重山群島では石垣島が本島で、それ以外の島は離島と呼ばれる。今はユーグレナフェリーターミナルと呼ばれているが、そこも以前は石垣離島フェリーターミナルと呼ばれていた。石垣本島と周辺の離島間を往来するフェリーで、分かりやすい名称だ。

 

もう一つは「島を離れる」意味で使われる。要人、客人などが島にやって来るときに「来島」と言い、島から出て行く時に「離島」と言われる。「来日」、「離日」と同じ用法だ。「離れ小島」の離島と「島から離れる」離島の違いは、名詞と動詞の違いのようである。固定的に離れている状態と、これから離れていく状態。今回自分は4日間の旅を終えて、この島を後にするが、その際、「帰京」の思いよりは「離島」の思いの方が強かった。この島に来た初期の目的は達せられなくても、実り多い旅だった。島を離れていくに当たっては、心持、淋しさも感じる。

 

空港からは近くの山並みは見えるが、見たいと思った於茂登岳はここからは見えない。正面に見える山並みの向こう側は川平湾だ。日本で一番美しい浜辺。クラブメッドはもう30年以上も前に、ここに進出しているきている。空港からは車で直ぐだ。いつの日かこの辺りも東南アジアのリゾート地同様に、世界の各国からレジャー客がやってきて、この空港も国際色豊かなものに変化しているかも知れない。20年ー30年の歳月はあっという間だ。定刻11時40分に離陸したピーチ機は、目の前の山を飛び越えて、その川平湾の上空を旋回し、一路北北東に進路を取った。

 

いよいよ離陸だ。ああ、あの高い山が於茂登岳か・・。漸く姿を現した。

f:id:commodore:20210624172334j:plain

ああ、於茂登が今度は正面に見えてきた。

f:id:commodore:20210624172434j:plain

バイバイ、新石垣空港。又来る日まで。

f:id:commodore:20210624172519j:plain

ピーチ機はひとっ飛びで正面の山を越え、反対側の海に出る。

f:id:commodore:20210624172605j:plain

ああ、真下に川平湾北側の海岸線が見える。本当にコバルトブルーだ。

f:id:commodore:20210624172716j:plain