ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.15(日・雨)お盆の中日、終戦記念日に思う。

 

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日本の仏教の宗教的行事、盂蘭盆会と、丁度その時期、67年前の今日、昭和天皇詔勅による戦争終結の宣言が重なり、この終戦の日、8月15日は日本人にとって、忘れがたい日となっている。盆の入りと送り盆。人々はこの前後の日にはお寺参り、お墓参りに出かけるが、この15日は自宅で家族一同集まり、家に戻って来た祖霊と一緒にお盆のお祝い、小宴を行う。そんな中、高校野球は正午の時報と共に試合を一旦中断し、全員起立して1分間の黙祷を捧げる。NHKでは例年、千鳥ヶ淵武道館で行われる戦没者慰霊式典に合わせ、ニュースの時間を中断し、式典の模様を同時中継し、君が代斉唱の後、正午の時報に合わせ、両陛下起立の上での参加者全員黙祷が行われる。今年はコロナ禍で通常5000人から集まる参列者も人数制限されて100人程度の参加になり、又君が代斉唱も行われずに、演奏だけとなったが。

こうしてお盆の中日を自宅で寛ぐ人々に取って、今日が戦争終結の日だったと改めて思い起こさせ、戦争によって犠牲になった300万人同胞の死を悼み、深い哀悼の念を起こさせる。先祖の精霊と戦争犠牲者の精霊とが、合いまじわって、一気混体として受け止められるのだ。終戦から76年、お盆の行事と終戦記念日は、日本民族の既に切っても切り離せない忌日として深く関わっている。精神構造、それは既に日本人の伝統行事として定着し、深く精神構造の中にまでも組み入れられている。この一体化した今日の日は、この先も日本民族が存続する限り、永遠に繰り返し行われて行くだろう。

 

さて、お盆は夏のお正月。お正月には子供や孫にお年玉を与えるように、最近では家によってはお盆玉を与える習慣が根付いてきている。お正月に新たな1年がスタートするように、その半返しのお盆で1年の半分が終わり、これから残り4か月、今年の後半がスタートする。お盆を前に隣の鈴木さんが91歳で亡くなり、その直後には山の仲間上田さんが75歳で亡くなった。二人ともごく静かな人生の退場で、本当に消え入るように旅だって行った。鈴木さんも上田さんも、その他の親族知人の霊は、先週の高野山奥の院で鄭重に葬送した。静かな退場。二人とも素晴らしい人生を生き切った。今日は又、直ぐ近くまで訪ね来ている。

 

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