ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.16(月・雨)お盆明け市場。不幸な運命。政府の間違った対応。

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お盆の連休前に、ずるずる3連続で下げ続けた東証、お盆明けの今日こそは、と期待していた向きも多かったと思うが、最初はNY連日高に釣られて上がったものの、30分もしない内に下げに転じ、ずるずる下げて一時は500円を越える下げまで見たが、最後は453円安の27,523円で終了。東京及び全国のコロナ感染拡大の歯止めがかからない中で、市場も連日ズルズル下げ続け、歯止めがかからない。

 

お盆の最中、長野の辰野で不幸な土砂崩れ事故によって、家族4人が犠牲になった。普段は別の町に住んでいる家族が、お盆の墓参りの為に空き家になっている実家に戻り、2階で就寝中に裏山が崩れ、全員死亡した。家が土砂に埋もれたのは、付近ではこの家だけで、生憎にも土砂は2階に集中した。何という不運な出来事だ。子供の二人は中学生と小学生の男児。新聞の写真で見ても可愛い盛りの子供だった。自然災害とは言え、天に神も仏もいないのか。こんな純朴で、幸せ家族を奪うことはないだろうに・・。

長崎雲仙でも土砂崩れで家が押し流され、家族3人まだ救出されていない。32歳の娘さん、恋人や友人、同級生もいただろうが、一瞬の間に断ち切られた。やるせない気も©ん日だ。

狭い国土、家代々の土地に縛られ、危険とは分かっていても、そこから身動きできない現状。国も行政ももっとこうした意識改革を計るべきだし、移転に際する費用負担も考慮すべきだ。相手が自然の脅威に立ち向かうには、人の人智で対応せざるを得ないだろう。

 

コロナ感染拡大で慌てふためく政府の対応がなっていない。唯一の対抗手段として、人流の抑制、即ち、緊急事態の地方圏への拡大と延長だ。人の流れを減らせば、拡大を食い止められる。誰が言い出した発案か知らないが、バカげている。最初の内は「3密」の回避が叫ばれ、小池大先生なども連日のように「3密」を連呼していたが、最近ではこの「3密」を誰も口にしなくなった。

感染拡大を防止する為には、この「3密」の回避こそが最重要で、人流があろうがなかろうが、「3密」があれば、どこでも感染する。そんな常識的に分かっていることを誰も連呼しないで、ただ単に人流の抑制、経済の不活性を叫び、日本を死の淵に追いやろうとしている。「3密」を避ける為の方策、それが避けられない場合の次善の予防策、それを主に情宣を計るべきなのだが、政府も専門家もただ単に人流、経済を止めれば、感染防止できると思っている。滅茶苦茶だ。

 

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