ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.12(金・晴れ)劣化する日本人。

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日本の劣化は政治だけでない。日本人全般に劣化が進んでいる。先月の京王線内殺人放火事件に続いて、今月は同様の事件が九州新幹線で発生し、又昨日は埼玉上尾で、幼稚園に侵入した男が、同様のたわ言を吐いて捕まった。即ち「二人以上殺して死刑になりたい」と。この3人は3人とも同じ言葉を吐いている。

いつの頃からか、日本の裁判では一人殺したら死刑にはならない。二人以上殺さないと死刑の判決は書けない、との暗黙のルールが裁判官を支配している。だから、こうした死刑願望男は、二人以上の複数人を殺して、殺人犯として処刑を願う。そこには本当に自己中心の勝手な願望しかなく、殺された人の命、無念さ、悔しさ等は全く考慮されず、又自分自身殺人犯として末末まで不名誉な名前が記憶され、且つ、家族に大きな迷惑を掛けることなど一切お構いなしだ。

ただこうした卑劣な男は案外意気地なしで、「複数殺すぞ」との大言壮語とは裏腹に、とてもそんなことが出来るような意気地も無く、実際にやっていることは、九州新幹線男は、座席に火を付けたが、その後は放心状態で、周囲の乗客に取り押さえられ、又、上尾の幼稚園侵入男は、園の周辺をうろついた挙動不審で逮捕されている。まあ、自分一人で自殺も出来ないような男だから、人を殺すなど大逸れたことは元々出来るような男ではないのかも知れない。

しかし、模倣犯か何かは知らないが、こうした幼稚な動機で世間を騒がせ、或いは行き過ぎた結果、京王線のような最悪の殺人事件まで発展することはままあり、社会的には困った状況にある。こうした幼稚で知恵のない日本人が最近は随分と増えてきて、新聞記事になることも稀ではなくなっているが、日本人の幼稚化、低能化が年々進んできている。普通の人が普通の考えで、普通の行動が出来なくなっている、低能児がそのまま大人になっているかの現状だ。日本の劣化が甚だしい。何に由来しているのか自分には分からないが、このまま劣化が進んで行くと、日本と言う国自体が落ちぶれていく。

 

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