昨日が節分で、今日が立春。磨の上では今日から春だ。俳句の季語も今日を境に春となる。節分があるのは、この立春の時だけで、立夏も立冬もない。それは今までの冬の寒さから今日を境にお別れし、漸く暖かな春を迎える、その区切りの日だから、特別に祝い、追儺式とも呼ばれている。豆鉄砲で、悪魔や鬼を追い落とすのだ。いよいよ春がやって来るかと思うと、心も軽くなる。
今日、北京五輪の開幕式が行われる。西側の主要国は外交的ボイコットで出席を断ったが、プーチンとか、中ロに連なる強権国家の元首、２５か国が集まる。北はコロナの事情で金も選手団も出席できる状況にないが、金は祝電を送る。金とプーチンと習。よくぞ揃った悪の枢軸。国民、人民を弾圧し、言論、行動の自由を制限し、閉鎖国家に君臨する。３人ともに終生の元首で、死ぬまで国と国民を牛耳る積りだ。ブッシュJRが盛んに言っていた「悪の枢軸」。こうして一カ所に集合すると、いよいよ西側自由陣営と、悪辣な強権国家の色分けが鮮明になる。
