ちゃおチャオブログ

日々の連続

2.6(晴・曇り)人の寿命。芥川賞作家の急逝。

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10年ほど前、先日89歳で亡くなった石原慎太郎芥川賞選考委員をしていた頃、絶賛して推薦した作家、西村賢太さんが昨日急逝した。54歳。一昨日、タクシーに乗ていて、具合が悪くなり、そのまま病院に運ばれたが、そのまま還らぬ人となった。新聞、ニュースでは死因、病歴、その他の背景が全く報じられてなく、一体西村さんに何が起きたのか、皆目分からないが、54歳、余りにも早い死に驚いた。

彼は中卒で、色々な肉体労働者の経験を小説にしたのだが、折角掴んだ栄光の人生も僅かに10年で閉じることになった。石原氏の89歳と比べたら35年も損しているし、自分と比べても20年も損した人生だった。

人間の運命は、どこにどう落とし穴が転がっているのか、普段生活している限りでは全く分からない。本人も何が何か分からない状況で死んで行ったのだろう。新聞、ニュースは詳しくもうちょっと掘り下げ、報道してもらいたい。少なくとも死因位は・・。

自分も明日も分からない命。明日が自分の人生の寿命で、朝はもう起きないかも知れない。それも運命とすれば、やむを得ないことだ。受け入れることしかできない。

 

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