ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.15(火・晴れ)風前の灯火。

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ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって既に3週間。キエフは直ぐにも陥落すると高を括って進軍ラッパを吹いたプーチン、全く予想外の抵抗にあって攻めあぐね、頭に血が上る一方で、とうとう半狂乱になった。民間人も何もかも、一緒くたに殺してしまえ、と全軍に総攻撃を掛けてから既に4日。米国が当初想定していた98時間以内にキエフは落ちる、その4日目になった。大統領府まで5キロの地点まで近づいていて、キエフ陥落は風前の灯火だ。いつ落ちても不思議でない状況にある。どこまで持ちこたえられるかの時間の問題になっている。

 

一方のプーチン、進撃は遅々として進まず、犠牲も増大。国内からの反発も強くなってきて、とうとう外人傭兵、シリア兵や殺し屋チェチェンのヤクザ集団を雇う始末。外人傭兵だって命は惜しい。アルジェリア戦線でフランス軍傭兵が見事に負かされた歴史を知らない訳ではないだろう。悪魔のプーチンもいよいよ風前の灯火だ。今や、どっちの灯火が先に消えるかの瀬戸際に立っている。

 

ただウクライナには一つの救いがある。仮にキエフが先に消えたとしても、国を思うウクライナ人は、キエフを捨てて、国外に亡命政権を作り、ロシアと戦い続ける。しかしプーチンには逃げ場がない。国は混乱し、収拾はつかなくなり、各地でデモや反乱、騒動が勃発し、強権でも抑えきれない状態になる。無残な敗北を目前にするだけだ。ロスキミールは木っ端みじんに瓦解する。

 

プーチンには逃げ場がない。唯一逃げる場所があるとすれば、北の金に跪くだけだ。自分にはキエフがこのまま持ちこたえられるかどうかは分からない。ただ言えることは、悪鬼プーチンは最後には負けるという事だ。どちらが早いか遅いか、時間の問題だ。

 

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