ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.29(火・曇り)100年の恨み。

 

日本時間4時からイスタンブールでロシア―ウクライナの停戦交渉が始まった。仲介役は大金持ちのロシア人、アブラモヴィッチだ。英国プレミアリーグチェルシーのオーナーでもある。彼はプーチンにも近く、ロシア人大金持ちは大きな金融制裁を受けていて、切実な問題で、何とか停戦に結びつく努力をするだろう。

今回ウー露間に停戦が成立したとしても、ウクライナ人のロシア人に対する憎しみ、恨みは生涯消えないだろう。7年前、ロシアがクリミヤを略奪する前まで、ロシアに好意を持っていたウクライナ人は沢山いた。似たような言語で、ロシア語を話せる人も沢山いた。しかしクリミヤ併合の後、そうした多くのウクライナ人はロシアに反感を持つようになった。そして今回の侵略戦争ウクライナ人にとっては反感、反露は決定的なものになった。町が破壊され、人々が無残にも殺され、国土は戦車に蹂躙された。ロシアに対する憎しみは子々孫々受け継がれていくだろう。

 

翻って日本の朝鮮併合。話し合いの元、一切の戦乂を交えず、半島は戦場にすらならなかった。今ウクライナで見るような人民の犠牲者は全くなく、全く平和的に一緒の国になり、且つ又、人民の生活向上の為に日本は大きな資本投下も行った。本来、北や南の国民から感謝こそされ、恨まれる筋合いはまったくないのだ。南北の民は、今のウクライナの悲劇を見れば、日本に対する大きな感謝の念を抱いて然るべきなのだ。それが分からない国民は亡国の徒と言われてもやむを得ない。広い世界には何を与えても感謝しない国民はいる。心の貧しい国民だ。

 

戦後のドイツは見事に変身した。あれ程酷いことをされたユダヤ人も、ナチには恨みを持っていても変身した戦後のドイツ人にまで恨み、憎しみをもっている訳ではない。民主国家の一員として、仲良く交流している。今のロシアが相変わらずのプーチン体制、亜流プーチンで行き続ければ、ウクライナ人の恨み、憎しみは100年経っても消えないだろう。プーチンも全くバカなことをした。