ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.3(日・晴れ)8.8兆円援助は虚報だったのか?

 

 

先週行われたG7だったのか、拡大NATOだったのか、バイデンの対ロシア対策で、アフリカへの食糧援助、アジア地域での対中国包囲網の援助金として総額88兆円の支援金を打ち出し、日本もG7ナンバー2の国としては、その1割、8.8兆円を負担するとの新聞記事を見たが、その後、新聞マスコミでこの件の続報はなかった。今日もNHKでは参院選に向けての各党党首討論会が放送されたが、誰もこの件には触れていなかった。防衛費の8兆円、10兆円への増額、新たな給付金等々の話は出たが、対外支援の8.8兆円問題は、全くそんなニュースは無かったかのごとき扱いだ。

これは毎日新聞誤報だったのか? 或いは虚報だったのか? 貧困に喘ぐアフリカ諸国の人々を助ける必要もあるし、又、そうするのが先進国の義務だ。だが、毎年大きな赤字財政で、既に借金が1200兆円にも膨らんでいる日本に、他国の貧困を助ける為に、新たに8.8兆円も負担するのは容易いことではない。どこまで負担すべきか、当然選挙戦の論点になって然るべきだが、誰もこの問題を取り上げていない。全く、そんな話は無かったかのごときだ。個人所得では既に日本人を超えている韓国、台湾、シンガポールが国として、一体どれ程の国際貢献をしていると言うのか。日本だけが膨大に虫り取られ、日本がどんどん貧乏になっていく。

 

このコロナの2‐3年間で、一体どれ程の国費が費消されたのか、検証すべきだ。ワクチン購入費にしても全くベールの中だ。各薬剤会社とは契約上の守秘義務があるとはいえ、総額、全体の数字程度は示すべきだ。この2年間で20兆円使ったのか、50兆円だったのか、等々・・。

持続化給付金の一環だと思うのだが、各中小企業に無担保無利子の融資が行われ、その総額が55兆円と聞いている。それを利用した会社は300万社以上。この夏から順次返済が始まるようだが、多くの企業で返済が滞っているだ。無担保で借りるだけ借りて、返す時は、無い袖は振れない、と。

国家も個人も代議士もマスコミもどんどん劣化し、溶けて無くなって行く。