ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.30(火・曇り)カルト問題、NHKよくやった! マスコミは糾弾し続けなければならない。福岡5歳児衰弱死。



 

昨日のNHK7時半からのクロ現(クローズアップ現代)、ニュースセンターから配属替えになった桑子さん、最近は随分手慣れてきて、時々は見ている。昨日はNHKもいよいよ重い腰を上げて、30分間ではあるが、このカルト問題を正面から取り上げた。杉田政務官を怖がることはない。視聴者の国民が付いている。良い番組を報道すれば、国民は杉田なるトンチンカンは政権から追い払ってやる。

矢張りNHKの取材力、組織力を昨日は感じた。今回事件の発端となった安倍元総理の暗殺の原因となったUPF代表の梶栗氏とのインタビューを果たした。その実態はどこまで本当かどうかは疑問だが、今回の元総理のビデオメッセージは、この梶栗氏と安倍氏との繋がりによって、行われたと巷間言われている。後で分かったことだが、彼の父親は初代の統一教会の日本代表で、彼はその息子だ。岸家とは親子3代の繋がりがあったのだ。切っても切れない縁。

このカルト教団は目くらましのような紛らわし名前を使って人々を欺罔するが、このUPFとは天中平和連合の英語名で、世界平和統一家庭連合とほぼ同体だ。梶栗氏はこの家庭連合の主体であるUPF,勝共連合、世界平和連合、日韓ハイウエイ財団等々の会長を兼任している。実質的に日本に於ける最高位の人物だ。NHKがこの人物にインタビューできたとは、流石なものだ。

その梶栗氏、見た印象は普通のビジネスマン、嘘も方便も付かないような一見品行方正な印象を与えるが、その内実は分からない。裏側は見えないが、世界分業支配構築の為の日本人搾取の重要な役割を担っているのだろう。彼をトップとして、日本人幹部要員を使役し、洗脳された信者からの家庭が破壊されるほどの多額な献金を収奪しているに違いない。その彼と暗殺された元総理とが近しい関係にあったとは、日本の不幸だ。

NHKは引き続き来週も又クロ現でカルト問題に切り込むという。来週が乞うご期待だ。

 

洗脳乃至マインドコントロールの恐ろしいのは、昨日福岡地裁で公判が開始された5歳児衰弱殺人事件のママ友の被告、赤堀被告のおぞましさ、あくどさ、嘘の権化のようなインチキさだ。この嘘の権化、インチキ性はプーチンロシアやカルト教団と共通したものだ。この赤堀なる悪の権化は、嘘やでっち上げを捏造し、言葉巧みに5歳児母親を信じ込ませ、完全に支配下に置いた。母親の碇は自身で判断することが出来なくなり、ほぼ赤堀の言いなりになり、お金を騙し取られ、家庭は困窮した。5歳の幼児は赤堀の命令されるままに食事も与えられず、痩せ細り、餓死した。死体を見た医師は、通常の5歳児の半分程度しか体重は無く、骨と皮だけで、注射を打つ血管も消えかけていた、とのことである。

母親が実子をこのような状態に追いやり、それを疑問とも思わず、判断も出来なかった。赤堀に完璧にマインドコントロールされ、何が正しく、何が間違いか、自身で考える能力を失っていた。不幸なお子さんだ。普通の家庭では起こりえないような悲劇が、マインドコントロールされた家庭では当然のように起こる。暗殺犯山上の家庭もそうだ。母親が洗脳されマインドコントロールされて社会の是非善悪の判断が出来なくなり、家庭が崩壊した。

邪教であれ普通の家庭であれ、誰であれ、人を洗脳し、コントロールし、支配するのは人為に悖る行いであり、パワハラとかモラハラ、人格攻撃の域を超えている。殺人行為よりも恐ろしいことかも知れない。昨日消費者庁霊感商法対策検討会を立ち上げた。その際、是非把握してもらいたいのは、このカルトによって人生を生きずまり自殺した人、不慮に死んだ人が何人いたかを確認してもらいたい。金銭問題を越える人権、生命の危険だ。政治の役割を果たしてもらいたい。