ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.13(木・曇/雨)斜陽日本、沈みゆく太陽。大学ランキング2校のみ。

 

 

20年ほど前、経済低迷にあえぐ日本を評して、英国病、などと指摘する経済学者もいたが、今はもう誰もそんなことは言わない。既に日本は英国病にどっぷり漬かっていて、過去10数年、GDPは下がる一方だ。安倍氏が総理になって、黒田を使ったあバズーカを吹かせたが、それでも在職の8年間、150兆円もGDPを減らした。この円安でドル評価にしたら、更に酷い落ち込みだろう。

日本売りが激しい。悪鬼ロシアのように、包囲されて村八分になって日本叩きされている訳ではないが、売り込まれている。円ドルは昨日146円を超えたが、今日は147円になるだろう。今ワシントンでG20蔵相会議が行われているが、昨日も今日も黒田が又トンチンカンな発言をし、円安が止まらない。安倍さんが暗殺され、彼も辞任するかと思っていたが、どうしても任期の3月まで居座りたいようだ。彼の8年間の在職の付けは大きく日本経済に押しかかってくる。日本経済の本当の危機は、彼が辞めた3月以降に顕在化するだろう。

 

昨日発表された世界大学ランキング、日本の地位は年々下落してきたが、今年100以内にランクされたのは東大と京大の2校のみ。今年も又ランクを下げ、東大が35位から39位、京大が61位から68位。後続が淋しい限りで、東北大が200台、大阪大が250台、名古屋と東工大が300台で、他の大学は500以内にも入っていない。

アジアでトップは中国の精華大16位、北京大17位。シンガポール大が19位。東大京大よりは遥かに上位だ。ちなみに習近平は精華大出身だ。

100位以内には中国で7校、香港5校、韓国3,となっていて、日本よりも上位だ。

経済が低迷し、予算が削られ、学習意欲、研究意欲を無くし、いよいよ日本は漂流する。大学進学率は中国、韓国に遅れを取り、米国留学生数も遥かに及ばない。日本は今なおG7にしがみ付いているが、イタリアと一緒に放り出されるかも知れない。

政治、政策が間違え、今日の低迷を見ているのだが、国や政権を私物化しているような岸田には、立て直しなど、サラサラ考えていないだろう。