ちゃおチャオブログ

日々の連続

西国観音霊場巡り(40)引導石に見送られ関西空港へ。

四天王寺石門脇には引導石が埋められている。

 

お釈迦さんが西方浄土へ導いてくれる引導石。

 

四天王寺へ参拝するのもこれが最後になるだろう・・。

 

天王寺駅からは南海電車で真っすぐ関空へやってきた。

 

 

四天王寺正門の直ぐ脇に引導石が埋められている。以前は気が付かなかったが、何時頃からここにこんな形で埋められることになったのか。引導を渡す、或いは引導を渡される。どちらかと言うといい意味では使われず、何か地獄に落とされるような悪いイメージしか浮かばないが、ここでは良い意味の引導で、お釈迦様が死後畜生道、冥界に彷徨う衆生を天上界に引き上げてくれる道標、マイルストーンの役割で、霊魂はこの西門を出て、日の沈む先、西方浄土に向かう。その引導石に見送られ四天王寺を後にする。

 

地下鉄に乗っても一駅、又地下鉄駅に戻るよりは、その倍程の距離を歩けば天王寺駅に着く。門前町と言えるかどうか、やや賑やかな商店街を通って南海電鉄天王寺駅から関西空港行直通電車に乗る。4日前、この電車に乗って空港から天王寺迄やってきた。見慣れた田園風景が車窓に広がる。時間があっれば、空港一つ手前の泉佐野で下車し、りんくうタウンの高層ビルにも登ってみたいとも思っていたが、足が疲れ、途中下車にしても通常の倍以上の時間がかかり、今日の処は真っすぐ空港へ向かった。

 

コロナ禍の空港。去年高野山へ行く時にこの空港を利用したが、去年よりは幾分客数は増えた感じだが、それでも本来の賑わいはない。この期間を利用してなのか、空港ビル内は大々的な内装工事の最中だ。コロナが解禁になったら、一斉にReopenする計画なのだろう。春よ来い来い、早く来い。工事中でレストランも開いてなく、キオスクで西利のサンドを買い、キオスク横のスタンドでお昼にする。京都老舗の西利。京都ではホテル内でもあちこちの土産店で西利を見たが、今では関空まで出張ってきているのか・・。高ストールの椅子に半分腰を落とし、サッとサンドを食べ終わり、後は搭乗を待つだけだ。

 

何か最近関空を利用する機会が増えている。

 

キオスクで西利のサンドを買って、昼食とする。

 

連絡橋の向こうに臨空タウンののっぽビルが見えている。

 

今日のJAL便、随分とカラフルだ。