ちゃおチャオブログ

日々の連続

宮古の4日間(4)下地島空港到着、長大橋伊良部大橋を渡る。

下地島空港着陸。この空港もブリッジがなく、100m程の距離を空港ビルまで歩く。

 

ビル入り口には真っ赤なハイビスカスが咲いていた。

 

南国らしい草花だ。

 

沖縄風のオレンジ色の瓦屋根の空港ビル。

 

 

宮古島は殆ど扁平な島で、高い山は見当たらない。良く耕された耕作地の上を通り、下地島空港に到着する。機上から見えた耕作地は宮古島ではなく、この下地島に隣接する伊良部島だったかも知れない。いずれにしても初めてやって来た島だから、自分には明確な区別はつかない。宮古島には元々古くからの宮古島空港があり、そこは今も使用されているのだが、この一つ離れた島、下地島に新たに3000m級の飛行場が造られた理由は自分には良く分からない。

 

宮古島空港には周辺の空き地が少なく、滑走路を十分拡張できる余地が少なかったのだろう。この下地島には集落はなく、唯一空港がある位だ、今はコロナ禍で税関も閉鎖されているようだが、国際空港にもなっている。3000m級滑走路を備え、海外からの大型機も飛んでくることができるようになったのだ。

 

空港が今なお整備中なのか、ここも又ブリッジはなく、タラップを降りて100m程の距離を空港ビルまで歩く。離島の空港で、発着便も少なく、待機中や整備中の機体も見えない。官民共用とはなってないらしく、自衛瀧の機影も見えない。が、国境警備、離島警備が強化され、この島に駐留する自衛隊機能も強化されてくれば、いずれこの空港も官民一体となるかも知れない。

 

オレンジ色の明るい瓦屋根の空港ビルは平屋で、沖縄らしい造りになっているが、そのせいでブリッジが使えないのかも知れない。確か石垣空港は2階建てでブリッジがあって、助かったが・・。その空港ビルの入り口には真っ赤なハイビスカスが咲いていて、今東京では真冬のさ中だが、ここではもう既に春がやってきた。飛行機を降りて再び大さんと合流し、大さんが事前に予約していたオリックスレンタカーの事務所へ向かう。宮古島には幾つかのレンタカー会社があるが、その殆どは宮古島空港に集中していて、この下地島空港にあるのは、オリックスだけ位だ。他の会社のマークには気が付かなかった。

 

この人口5万人程度の小さな島で、空港が二つもあるとは、頭の良い大さんでなければ分からなかったことで、我々3人は当初空港から市内まではバスで行く予定を立てていたが、大さんがオリックスという他社よりはかなり割高なレンタカーを借りてくれたお陰で、我々3人も大さんのレンタカーに同乗させてもらい、市内のホテルまで送ってもらうことにした。下地島伊良部島を隔てる僅か10m程の水路に架かる橋を渡り、下地島を走り抜け、宮古島との間に架かる長大橋を渡る。今日の天候は今一つで、風が強く海は荒立っている。外洋に架かる橋ではないので、荒波が橋に掛かるといういう心配はないが、期待していたエメラルドグリーンの海は、ややくすんだ色で橋の両側に広がっていた。

 

下地島から伊良部島に入り、前方に長大橋が見えてきた。

 

天気が今一つで、海が荒れている。

 

これから長大橋、下地大橋を渡る。

 

随分長い橋だ。日本で何番目に長い橋だろうか・・。