ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.11(土・晴れ)下手くそな総理の始球式。

 

 

昨日のWBC日韓戦。何故か総理が始球式のボールを投げる。これもPRのパフォーマンスだろうが、それにしても下手くそだ。解説者によれば、総理は高校時代野球部でピッチャーをしていたとか。処がボールはとんでも無い明後日の方向に飛んで行った。日韓戦だから韓国人も見ているだろうし、世界のショウヘイが出て来るから、米国以外の世界の野球フアンも見ているに違いない、注目度の高い始球式。上手に投げれば良い宣伝効果になった筈だが、昨日は全く逆効果になって、男を下げた。開成高校野球部ピッチャーというのも嘘っぱちの詐称じゃないかと。それ程ひどい投げ方だった。

 

視聴率40%以上、国内だけでも数千万人が見ているWBC日韓戦、ここぞと見せ場を作るべきが、マイナス効果しか生まなかった。広い総理公邸で出る直前にでも、数多いる秘書官相手にちょっとでも投球練習すれば、昨日のような無様な醜態を国民の前にさらけ出さなくても済んだのに、取り巻き蓮は能無し揃いだ。誰もそこまでは注意が及ばない。

一事が万事、国政も似たようなものだろう。自身ではカッコよくやり遂げたと思っていても、傍から見れば、全くの下手くそ芝居。猿芝居。劇にもなっていない。昨日も、中国の取り持ちでサウディとイランが外交を結ぶことになった。ペルシャ湾を挟んでの犬猿の仲の国で、イラン革命防衛軍の航行中のタンカー攻撃も心配されていた。この地域から一番大量に原油を輸入している日本に取って、この海域の危険の除去が最大の外交目標になるものだ。日本はイランとも仲がよいし、サウディのムハンマド皇太子は大の日本マンガ好きだ。本来は日本が仲介の労を取って、二国間を仲良くさせることが、日本の安全保障に取っては最大ではあるが、それを横から出てきた中国に先取された。下手くそ外交。外務大臣出身の総理がこの有様だ。何年外務大臣をやっていたか知らないが、日本の外交は全く地に足が付いていない。

 

野球の方は宿敵韓国に13-4の大勝。今まで苦しめられてきた宿敵を木っ端みじんに砕いて、今までの鬱憤を晴らした。今日はチェコ戦。今日こそは大谷、村上からも快音のホームランを期待しよう。