ちゃおチャオブログ

日々の連続

宮古の4日間(6)宮古の市街地。

5時半の集合時間までには少し時間があり、近くのコンビニまでビールを買いに出た。

 

メインの通りもコロナ禍で殆ど人の姿がない。

 

ホテルはこの港近く、市の中心部にある。

 

バスも空港との間に飛行機の発着に合わせて循環バスが運行されている。郵便局前だ。

 

ホテル・アイランドコーラルは名前のイメージからすると海に面した目の前に白浜が広がっているリゾート風のホテルを想像させたが、実際にチェックインしたホテルはそのイメージとは違って、宮古市内の古い市街地の中にある一般的なビジネスホテルだった。年数もかなり経っていて、多分バブルの頃に建築されたものだろう。ホテルで貰った観光マップには、伊良部島との交通は平良港からフェリーで10分と出ていたから、少なくとも10年程前に伊良部大橋が出来たそれ以前の建築だろう。自分が泊った4階には12部屋、3人が泊った5階も同様の造りだから、2階3階の各室を合計しても50室程度だろう。

当初自分は5階のシングルを割り当てられたが、残り3人が全てツインの部屋のシングルユースになっていて、自分だけシングルの狭い部屋は不公平だとフロントに話したら、4階のダブルの部屋に交換してもらった。実は後々飛んでも無い災難に見舞われたのだが、その時は知る由もなく、大いに満足した。これで広々と寝られると。

夕方の飲食は5時半から出かけることにして、それぞれ各自部屋で休むが、当方、近くのコンビニまでビールを買いに出る。フロントで聞いたら、正反対の方向に、大体同じ位の4―5分の距離に2軒あるという。1軒が市役所に近い方、もう1軒が公設市場の先。そこで街並みを見ながら、公設市場の方に向かった。まだコロナ禍で完全解禁とはなってなく、通りには観光客の姿は少なく、開いている店も少ない。同じ離島でも石垣の賑わいと比べたら雲泥の差だ。沖縄本島と石垣の間に挟まれて、観光魅力も少なく、エアーポケットのようになっているようだ。

公設市場もこの時間人気も無く、閑古鳥が鳴いているようだったが、その先にローソンの見慣れた看板が目に付いた。ローソンの前にはノロの祈祷所があり、地霊神が祀られている。ここは矢張り沖縄なのだ。この離島にも古い沖縄の信仰形態が町のメインストリートの真ん中に残されていた。コンビニで買ったビールを1本開け、歩き詰めだった足の疲労を暫し休めた。

 

ここが市の中心となる交差点のようだ。

 

交差点の前には「うさぎや」というライブの店もあるが、客足は少ない。

 

コンビニの前に祈祷所があるが、沖縄らしい。前で一休みする。