ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.4(火・晴れ)池江の復活。

 

 

7月、福岡で行われる国際水連の世界選手権の前哨戦、日本選手権が東京有明のアクアテクスセンターで行われている。去年出場を逃した池江璃花子、100mバタフライに出場、前半の遅れを脅威的なラストスパートで、見事に1位。6年ぶりの世界選手権出場となる。高校生時代、数々の日本記録を打ち出し、世界に飛び出す直前、白血病に罹り、一時は競技人生を絶たれたが、本人の強い努力により病気を克服、練習も再開できるようにまでなり、コロナ前、国内競技に出て、見事優勝した時には、目に泪を流し、復活を喜んでいた。

今日は見事な試合ぶり。勝っても負けても笑って帰る、と言っていたが、矢張り心の中では泣いていただろう。病魔からここまで回復し、世界を相手に挑戦できるまでになったと。22歳。今は大学も卒業し、横浜ゴムの社員となっている。立派な女性、社会人だ。

山の友人、上田さんがコロナ禍の一昨年、同じ白血病で亡くなった。自分と同年の75歳。彼も又池江選手を目標に、病気克服に努力し、一時は回復の兆しも見せ、孫を相手に散歩もできるようにまでなったが、急死した。何かの合併症が出たのだろう。100名山を踏破し、徒歩で日本縦断もし、頑健な男だったが、人間の運命、天命は突然にやってくる。待ってもらうこともできない。昨日の坂本龍一と同様だ。この歳になったら、覚悟を決めなければならない。

 

昨日サボって散歩をしなかったが、今日は天気も良く、森林公園を歩く。丁度令法が芽を出していて、10個位頂いてくる。春の芽。済州島の人々の生活を思う。そうだ、今度旅行に行けたら、済州島に行って見よう。