ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.6(木・曇り)Shame,Trump!



 

Shame! 恥を知れ!トランプ! トランプがNY州検事局に起訴されたニュースは連日テレビや新聞で報道されているが、自分はこんな痴話話は相手にするつもりはなく黙殺していたが、マスコミのフィーバー振りに、黙っていられなくなった。

そもそも元大統領が訴追されるなど前代未聞だ。彼は冤罪で嵌められた、正義の犠牲者だ!と息巻いてはいるが、そうした下ネタ問題で裁判沙汰になること自体が、大統領に相応しくないのだ。訴追されて連日マスコミに取り上げられている彼はこれを奇禍として、逆に利用し、宣伝に使っている。テレビの露出度満開だ。犠牲者を訴え、コアな応援者から募金を集め、2日間で5億円の募金を集めた、ということだ。

彼はフロリダ、メールアラーゴに広大な本宅を持っていて、NYのど真ん中には超高層のトランプタワーを持っていて、資産たるや数百億円、数千億円にもなるだろう。お金には困らない筈なのに、支援者を駆り立て、被害者に仕立て、5億円もの支援金を集めている。自分のお金は使わずに、MAGAの宣伝で金を集めるやり方はアコギだ。

 

彼の言動を見ていると、プーチンとそっくりなのに驚かされる。プーチンはロシア国内に於いては、救国の大統領で、絶対者。ウクライナへの侵略戦争を、ナチから国を守る為の正義の防衛作戦だと言い張り、国民の多くはそれを信じ、絶大の信頼を寄せている。自由世界の人々から見たら、全く真逆な主張を繰り返しているが、国民はその嘘やプロパガンダを信じて疑わない。

トランプがコアな支持者にアピールしていることはプーチンが国民に対して嘘を言っていることと同様だ。自分は民主党政府に嵌められ、犯罪人にさせられようとしている。正義の犠牲者だと。だから、こうした邪悪な政権を倒す為、自分を支持してくれ、MAGAを達成しよう、と。

今や、共和党支持者の4割がトランプを支持し、来年7月のスーパーチューズデーには共和党大統領候補に選出されることが確実視されている。78歳のバイデンはまだ立候補宣言をしていないが、2年前同様、この二人の戦いになれば、世界は困った状況になる。どちらが大統領になってもノーだからだ。プロパガンダのトランプと老齢バイデン。世界の超大国が、これでは情けない。

 

恥を知れ、トランプ! この刑事裁判が勝つか負けるかは、どうでも良い事だ。美人のポルノ女優と、美人のモデル、二人の美人とねんごろになり、千数百万円もの手切れ金を支払った。セックスをしたかどうかなど、どうでも良いことだ。世間に隠れて不倫関係にあったことが大統領候補者としては相応しくないことで、高位の役職者、世界をリードする大統領職には相応しくないことだ。自身が芸能人や、ビジネスマンだったら、それでよいかも知れないが、最上位の公的立場にある人間がやることではない。裁判は証拠不十分で無罪になる可能性も高いが、世界はその結果ではなく、このプロパガンダ男の品性を見ているのだ。