ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.20(木・晴れ)秋の気配。芥川賞、直木賞。

 

 

連日の猛暑もやや下火になってきたか・・。それとも自分の身体がこの暑さに順応してきたのか・・。この程度の暑さは東南アジアでは日常的で、驚くに当たらないが、テレビは親切だ。「命に危険のある暑さ、」等々最大級の警報を鳴らし、注意を呼び掛けている。

今年の立秋は月8日、既に日没は早まり、7時にはもう薄暗くなってきている。晩夏の夕暮れだ。野川の草花は既に秋に入っている。草花こそ、季節の気配を察するのが敏感だ。秋のタムラ草、ヒオウギ、姥ユリ、等々、植物園も賑やかになってきた。

 

最近は殆ど小説など読んでいないから、年2回行われる芥川賞直木賞の決定もそれ程関心は持たない。57歳の直木賞、垣根さんは諫早出身の57才。既に20年前から各種の賞を受賞していたが、直木賞を改めて受賞した。

今は小説は読まない代わりに新聞の連載を読んでいる。朝刊の天童荒太「青嵐の旅人」、夕刊の貴志祐介「兎は薄氷に駆ける」を毎日楽しみに読んでいる。この二人こそ、賞を取ってもらいたい。

以前連載だった津村喜久子の「水車小屋のネネ」が単行本になって売れているらしい。新聞連載中は毎日楽しく読んだ。親から見捨てられた姉と10歳違いの妹。周囲の人々の好意。中々良い小説だった。単行本になって売れるのも分かる気がする。