ちゃおチャオブログ

日々の連続

孫と一緒の沖縄旅行(4)おきなわワールドへ。

今日最初の観光、「おきなわワールド」に着いた。

 

昔の玉泉洞だが、その様変わりの変貌ぶりに別の場所かと思った。

 

さてこれから中に入ろう。

 

 

40数年前、家族で住んでいた浦添市にあるマンションとその近くにある娘の産院、即ち孫の母親が40年前に生まれた産婦人科を訪ねた。40年経ってもマンションはそのまま同じ場所にあり、産院も同じ場所にあったが、今そこは産院ではなく、デイサービスの施設になっていた。少子化の波は沖縄にも及んできているのだ。今は子供よりも高齢者のケアに基軸が移ってきているのだ。

 

40数年前のいろいろな事を思い出しながら、車は今日最初の観光地、「おきなわワールド」に向かった。今はこんな洒落た名前になっているが、以前の玉泉洞だ。内地から観光にやってきた友人や親戚を何回か案内した場所だ。ここの名物は大きな鍾乳洞もさることながら、ハブとマングースの戦い、死闘、即ち殺し合いがあって、こうした生のショーはここでしか見られなかった。猛毒のハブ、人が咬まれたら、直ぐに血清を打たなければ、咬まれた部分は壊死し、最悪命を落とすこともある。

 

そんな恐ろしい猛毒ハブも動き回るマングースには空っきしで、数分火花を散らすが、直ぐにダウンし、横たわる。こんなネズミ位の小さなマングースがハブを打ち負かした段階でショーは終わる。そうして殺されたハブの泡盛漬けとか、生き血、等がショー広場の横で売られている。ハブ酒は栄養滋養に富んでいると言われてはいたが、遂に一度も買ったことはなかった。

 

車は沖縄本島の背骨の部分に当たる少し隆起している台地を越えて、反対側の海に向かう。今まで見ていた海は東シナ海で、これから見える海は太平洋だ。その海を左側に見て、車は南下する。今は町村合併で南城市という名前になっているが、昔の佐敷とか知念、玉城村だ。沖縄を離れて40年、周辺の景色や建物はそれ程変わらないが、町村合併による地名は変わった。日本で数少ないカタカナの市名、コザ市は今ではモダンな沖縄市になっている。

 

確かに沖縄王国の中心、首里城からみたらこの辺りは南の方角にあり、南城には違いないが、どうも名前の付け方が陳腐だ。沖縄らしい所はどこにもない。これでは普通の内地の合併都市名と何ら変わりはない。ただ所々の交差点の表示は旧町名で出ていて、懐かしさを覚える。浦添から正時間程で最初の観光「おきなわワールド」に到着した。

 

最初の展示室。蛇やウミヘビの展示だ。

 

大きな蛇の抜け殻。

 

アナコンダのような大きな大蛇だ。