日本人は働き過ぎだ。休みも取らず働きづめでも、G7の中では最低の賃金で、最低の所得。今ではOECD加盟国３８か国の中でも下位のほうだろう。今各地で子ども食堂が大繁盛らしい。夏休みに入って、今まで食べられていた学校給食が食べられなくなり、栄養不良の子供が増えてきて、どこの町でも子ども食堂が頼みの綱らしい。
恐ろしい事だ。子供を持つ４分の一の家庭で、貧困層にあるという。特に離婚家庭、シングルマザーの家庭が多いという。離婚した父親が、法律で定められた養育費を支払わない結果、貧困に輪を掛けている。
明日は山の日で休日。景気の良いころだったら、続く土日、更にその後のお盆休みをフルに休み、１０日間の大型休日を取るサラリーマンも多かった。今はどうか・・。国は欧米人のように長期の休暇を奨励しているが、日本人は余り動かない。根が貧乏性なのだろう。お金を充分持っていても、使いたがらない。お隣韓国では、借金までして遊びや旅行にお金を使う。だから人口比で見ると、韓国人は日本人の何倍もの国民が旅行に出かけている。預金がゼロでも先の事は心配しない。楽天的なのだろう。
今日から中国政府は日本への団体旅行を解禁した。中国のチグハグな政策に日本は右往左往するが、片一方で福島原発、処理水の海洋放出に大反対し、魚介類の検査の厳密化を行って、非関税障壁の輸入制限を行っている。日本を虐めたいのか、日本を喜ばせたいのか・・、どっちが中国の本音だ！ 麻生副総裁が、昨日まで副で陰に隠れてくすんでいたが、台湾で大歓迎され、気を良くしたせいか、本音をボロボロ。得意になって喋べりまくっていた。本来こうした田舎者を重要な外交の場に送るのは、政府としても危険なのだが、その危険性は岸田も官邸も分かっていない。
中国は大反発するかと心配していたら、中国も麻生を小者と見たか、ナシのつぶての無風状態。やること成すこと全く分からない。世界貿易高が一位の座から落ち、既に人口ではインドに追い抜かれ、今期のインフレ率はとうとうマイナスに沈み、いよいよデフレが始まったか！
あちこち穴が開いたり、滑り落ちたりで、とうとう焼きが回ったに違いない。外交も全くのチグハグだ。さて、中国からの団体さん、コロナ以前のように大枚をはたいてくれれば、日本に取っては嬉しい悲鳴だが・・。
