戦争の話ではなく、サッカーの話。昨夜の女子サッカー日朝戦。先日の男子試合同様に大荒れになるかと、半分興味を持って見ていたが、朝鮮女子、至って行儀は良かった。イエローカード１枚とは見事なものだ。だが、競技場は大変だった。約６万人入る大球場の８割、９割が北朝鮮応援団。
貧乏国の北からどうしてこれ程の大群が応援に押し寄せて来るのかと、全く理解できなかったが、いずれにしても北のチャンスとなると大応援、熱気が半端ない。日本が先制すると、球場はシュンとなり、反対に北が１点返した時の大声援は球場が割れるばかりの超ド級。北はマスゲーム同様に、応援団まで国策で、駆り集めているのか・・。
後半ハーフは、日本の頭脳的なプレーに、大きく負け越し、応援団も声も出なくなる。最後、５－１で敗れた時は、球場は静まり返って、死んだような静けさ。球場全体がお通夜のようだ。日本女子の活躍を称える声援はどこからも聞こえてこない。アナウンサーも完全アウエーの試合と言っていたが、全く北朝鮮でやっているような雰囲気だった。
北は不思議な国だ。全く分からない国だ。貧困で、国民の大半がその日暮らしの今日の糧にも困っている筈なのに、これ程多くの応援団を送ったり、チームを養成したり、使い物になるかならないかは別にしてもICBM搭載の潜水艦を造ったり、宇宙にロケットを打ち上げたり、経費無駄使いの長距離ロケット砲を打ったり、と、国民そっちのけのお金を使っているが、一体、そんなお金はどこから出て来るだろう。瀬取と言っても密輸の一種で、それ程沢山のお金を集められる訳ではない。
トランプは嫌いだが、彼が言うように、核を放棄し、日本と仲良くすれば、今よりもずっと豊かな国になる。というのはその通りだろう。ただ、その条件として、トランプは多額な資金を日本に出させる思惑だったが、日本はそれをしてはならない。口車に乗せられてはならないのだ。ロシアのプーチンの口車に乗って、２兆円も損をした二の舞になる。
今晩は同じ半島の南と最終決戦。南はガムシャラにやってくるだろう。杭州の競技場が、昨日と同じように、南の大応援団に埋まるかも知れない。ただJapanはそうであっても冷静に、本来の力を出し切って、勝ち切ってもらいたい。
日本は如何なる場でもアジアNo.1のポジションをキープしなければならないのだ。
