ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.27(月・晴れ)関西の復活?

 

 

戦前から既にその流れは始まっていた。戦後になって流れは加速し、最近では東京一極主義がいよいよ激しくなり、関西、大阪の地盤沈下がより進んで来た。

昨日SMBC,三井住友の大田社長が65歳で亡くなった。膵臓がんが判明し、僅かな期間の治療で亡くなった。今年3月に発病し、治療継続中だったが、17日に入院して、僅かに10日間足らずで帰らぬ人となった。

 

メガバンク住友や現リソナの大和の本社は大阪だったが、本社機能を東京に移し、大阪から引っ越して来た。大阪に本社を置いた大企業の大半は本社を東京に移した。大手製薬会社も本社は多くが道修町にあったが、まだ大阪に本社を置いている製薬会社は僅かだろう。

 

戦後一直線に地盤沈下してきた関西経済圏に復活はあるか。今日も国会で大阪万博がやり玉に上がっていたが、60年ぶりの関西万博。関西人の起爆剤になってもらいたいとの気持ちは溢れている。

 

今年のプロ野球パリーグが大阪のオリックスセリーグが西宮を本拠地とする28年ぶりの阪神。一昨日の土曜日には阪神が神戸のパレード、オリックスが御堂筋のパレード、千日前には100万人を越えるフアンが集まり、道頓堀から飛び込む熱狂フアンも何人かいた。郷土愛に溢れた人々だ。

 

それから昨日はサッカー、神戸ヴィッセルが創立29年以来の初の日本一に。三宮は人で溢れた。

 

万博を1年半後に控え、大阪、神戸、関西人の何かが動き出したようだ。80年泰平の夢を打ち破り、真に大阪商都として脱皮していくか。この先暫くは関西の躍動に目が離せない。