ちゃおチャオブログ

日々の連続

11.7(火・晴れ)38年ぶりの六甲おろし。

 

 

日本シリーズ、関西同士の対決で、この1週間大阪神戸が燃えていた。同じ阪急と阪神、電鉄同士の対決は更に会社を上げての戦いだ。5戦目、甲子園対決からの3連戦、球場は満員の観客で、阪神逆転勝利に球場は割れていた。根強い関西人のフアン層だ。

 

5戦目に勝って岡田監督が帽子を取って客席に向かって挨拶したが、監督も随分頭が薄くなっていた。6戦目からは大阪日生スタジアム。6戦目は阪急が勝ち、3勝3敗の互角の勝負。最後の7戦目、最終決戦。日生は阪急のホームグラウンドだが、むしろ阪神フアンの方が多い感じだった。いずれにしてもこの3連戦、連日の満員フィーバーだ。

 

先攻阪神、5回表、外人助っ人が3点ホーマー、更に追加点を入れて5-0。これで阪神の勝ちが見えて来た。9回裏阪急、2死からの一矢を報い5番ホーマーだが、時既に遅し。7-1で阪神勝利。球場がどよめいた。

 

岡田監督の朴訥とした挨拶。38年前、27歳の時に優勝して以来の全国一。とすると監督は今年で65歳になるのか・・。成程髪の毛も薄くなる筈だ。当時会社に関西出身の同僚が何人かいたが、それは大変な熱の入れようだった。38年前の優勝は球団創設100年目の偉業で、それから昨日が2回目の全国一。岡田監督も歳を取ったが、関西在住の彼等も、相応に歳を取っているに違いない。個々、各家庭で優勝の美酒に酔っているかも知れない。

 

関西が元気になることは良い事だ。東京一極集中では片ちんばな日本になってしまい、バランスが悪い。江戸時代大阪は独自な経済圏を持っていて、幕府の米どころでもあった。大阪発祥の多くの名門企業もあったが、その多くは本社を東京に移してしまった。

来年は大阪万博阪神の元気さと同様に、これを起爆剤として、関西圏の再浮上を計ってもらいたい。六甲おろしを吹き荒らせ!