ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.18(木・晴れ)JALスチュワーデスの社長さん。共産党女闘士の委員長。

 

 

今は客室乗務員、キャビンアテンダント(CA)と呼ばれ、スチュワーデスは死語になっているかも知れないが、昔の人にはスチュワーデスが馴染みの良い呼び方だ。今は職業が多様化して、様々な職業女性が生まれているが、嘗ての女性の花形で、憧れの就職先だった。

 

そのスチュワーデス出身の女性、鳥取さんが今度JALの社長になる。長崎、活水女子短大出身の59才。当初、東亜国内航空(現日本エアシステム)にスチュワーデスとして入社し、同社がJALに吸収合併されてからはJALのスチュワーデスとして勤務。客室常務の主要なキャリアーを積んできて、直前の役職はCCO,最高顧客責任者を務めていた。

 

JALは一度は経営破綻したとは言え、稲盛さんの尽力により見事に復活、コロナの終わった今年からは営業黒字を上げる様になり、株価も3000円台に乗せている。今や、押しも押されぬ大企業で、国際優良キャリアーだ。これ程の名門企業に女性が就任するのは本当に珍しいことであり、彼女、鳥取さんが大きな風穴を開けた。これからの活躍が楽しみだ。自分もJALの株主として大いに期待する。

 

男女同権、機会均等が叫ばれてはいるが、中々実質が伴わない日本の社会。国会議員の男女割合などは台湾の半分以下だ。台湾はむしろ女性の方が男性議員よりも多い。

そうした日本の封建的風土にこれも又風穴を開けたのは、共産党の女闘士、田村智子さん、58才。5年ほど前Inaさんの運転で長野の温泉へ行った時、ホテルに着いた時、丁度国会の場で、彼女が森友問題で安倍総理を責めている処だった。彼女の迫力は凄まじかった。温泉に入るのも先延ばしし、そのテレビ中継に見とれた。共産党の女闘士。

 

その彼女が実績を積んで、現在党のNo.3の地位まで上り詰めたが、今日、熱海で開催された党大会で、23年間居座った志位和夫が退任し、その後釜の委員長に就任した。共産党が天下を取ることはどうひっくり返ってもあり得ないことだが、だが、世の中何が起こるか分からない。本当にひっくり返って共産党が天下を取れば、彼女が日本の総理となる。

 

この先日本がどんな社会になって行くのか、自分には全く予測はできないが、いずれにしても今日は二人の有能な女性が、男性の牙城とされてきたポジションに着いた。大いに頑張ってもらいたい。