ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.17(水・晴れ)中国マネー、人口200万人減、放棄マンション2000万戸。

 

 

東証、今日は朝600円以上上がったが午後になって急落、140円安で引ける。今年になって東証が急騰しているが、背景にはどうも中国マネーがあるようだ。中国人の日本株、爆買い。上海で運用している野村の日本ファンドなど連日億単位のお金が集まってくるようだ。お陰かどうか、野村株も連日の上げ。中国不動産市場が左前になって、行き場を失ったお金が日本株に向かったようだ。

 

中国人の爆買いは、ばっとやって来て、イナゴのように食い荒らし、又ぱっとどこかへ行ってしまう。その反動で百貨店も痛い目にあったし、旅行業界も同様だ。同じようなことが株式市場にも起こらなければよいのだが、今日の午後の急落は、中国当局の規制があって、急に引いたようだ。

不動産不況は長期化し、日本の1980年代の様相を呈してきた。工事中で放棄されたマンションが2000万戸に達すると言われていて、これ等大半は不良物件になり、ゴミの山となる。

 

首相の李強がダボスへ行って演説し、去年の中国GDPが5.2%と胸を張っていたようだが、コロナ禍の低いレベルの対前年だから、余り喜んではいられない。

むしろ深刻なのは人口減で、1昨年初めて人口が減少したが、それも85万人で、日本と同じ程度の減少だったが、去年は何と200万人からの現象。日本の大都市が一つ消えたような大きな現象だ。2年連続減は毛沢東の大躍進で多くの餓死者を出して以来で、62年ぶりのことだ。一人っ子政策は付けはこの先も続き、来年、再来年と更に人口減が続くだろう。

中国はあちこちで大口を叩いているが、内情は深刻で、いよいよ曲がり角に差し掛かりつつあるか・・。