今回はJAXAではなく、民間の開発業者の打ち上げだったが、見事に失敗した。紀伊半島の最南端、潮の岬に近い串本町の発射場からの新型ロケット、打ち上げ５秒後に空中爆発し、バラバラになった。
日本のロケット打ち上げがどうして毎度こんな無残な失敗を繰り返すのか、自分には理解できない。何億円、何百億円もの経費を掛けて打ち上げを行う以上、何回もシミュレーションを行い、絶対に失敗は許されない、との共通認識の元に全員が取り組んでいいる筈だが、どこかに大きな穴が空いていた。初号機が毎度このような失敗を繰り返すのなら、ロケット内に観測機材などは入れずに、何回か空で打ち上げ、自信が付いたら機材を運ぶようにしたほうが良い。
この先何年かに亙って、同型機を２０機打ち上げ、外国からも機材打ち上げの注文を取っているという。みっともない話であり、同じみっともなさは日本の新型ジェット機、三菱重工のリージョナルジェットと同じパターンだ。形式証明を得る以前から外国からの注文を受けていて、結果、証明が得られず、注文主には莫大な違約金を支払う結果となった。日本の技術力の恥を世界に晒すことになった。
何回か繰り返し失敗すれば、その内打ち上げには成功するだろう。だが、日本が被った不名誉は直ぐには消すことはできない。
毎週月曜日に巡回してくる灯油販売が一昨日で終了となった。去年の１１月下旬から始まって、お彼岸前の週で終わりとなる。冬が終わった印だ。灯油販売が終了し、これからは本当の春になる。今年の灯油、最後まで同じ値段の２４８０円。例年よりは高止まりだった。それもこれもロシアが下らぬ戦争を引き起こし、原油が値上がりした為だ。最後に又イスラエルが中東で悪さをしたが、これは今の処、WTI,原油価格には今の処、影響を及ぼしていない。
１８L１缶で普通に使って１週間。これからは日中火を消す時間も増えてきて２週間は持つだろう。その内４月になって、ストーブフリーとなる。季節は巡りめく。
