ちゃおチャオブログ

日々の連続

秋の札幌4日間(5)余市ニッカ蒸留所工場見学。

レストランに隣接して資料館などもある。

 

敷地には殆ど人影を見なかったが、資料館にはかなりの人がいる。

 

利き酒のコーナーもあり、1杯試飲する。

 

ここで3人とは別れ、自分は足が悪いので、工場内を横断して駅に向かう。敷地は如何にも欧風なレイアウトだ。

 

 

ニッカウヰスキー蒸留所のフリーゾーンにはレストランの他にも展示室や資料館などもある。お昼を食べ終えてから、それ等の施設を見学することにした。車でやってきてレストランで食事し、その後、この資料館にやってくる人も多い様だ。工場敷地の緑地には余り人影を見なかったが、この館内にはかなりの人がいる。皆感心をもってニッカの歴史、ウイスキーの品種、製造方法などを熱心に見ている。一番の人気は利き酒コーナーで、ワンショット300円から500円程度で、ニッカの高級ウイスキーの試飲ができるのだ。

 

自分も試しにワンショットを試飲してみたが、先ほどお昼に飲んだばかりで、それ程びっくりする程の美味しさは感じられなかった。矢張りビールにしてもウイスキーにしても、先刻のように何か食事とか摘まみとかを一緒にして飲むほうが、より酒にしても食事にしても味わいが深まるみたいだ。

 

さて資料館を見終わってこれから又余市駅に戻るのだが、ここにはタクシーがいない。自分の足でぐるッと工場外壁に沿って駅まで歩くのは大変だ。フリーゾーンと蒸留工場との間にはバーが下ろされていて、一般の通行が禁止されている。見張り役の係員に事情を話し、工場を横切って駅まで行きたい旨を話した処、係員はどこかに電話連絡していたが、OKが出た。助かった。ステッキをついていたのが功を奏したのか・・。

 

さて、これで真っすぐ工場内敷地を横切って駅まで行ける。ぶらぶら工場内を歩き、駅に面する出口に向かった。如何にも欧米風の工場建物レイアウトで、外国へ来たような感じだ。途中工場見学ツアーの20数人のグループと鉢合わせしたが、皆さん熱心に案内人の説明を聞いている。何年か前にNHK朝ドラで放映されたマッサンとその妻の情景を思い出した。

 

奥さん、エマ役を演じたケートはその後どうこでどうしているか・・。朝ドラが終わった後、テレビで見ることもなくなったが、米国へ帰ってしまたのか・・。二人の間には子供が生まれず、養子をもらった。二人の子供たちは、今ではもう自分と同じ位の年齢になっているだろう・・。マッサン亡き後、工場を引き継ぎ、立派にやっているだろうか・・。そんなことを思いながら出口に向かった。

 

大きなグレーンのタンクもある。

 

昔の石造りの建物も残っている。

 

工場を通り抜けて、余市駅前に出た。

 

元気な3人よりは随分と早く駅に着くことができた。