ちゃおチャオブログ

日々の連続

7.31(水・晴れ)金利の付く世界。

 

昨日今日と2日間に渡って行われた日銀政策会合で、今日の昼、日銀は金利を従来の0%から0.02%への政策金利に誘導する決定をした。実にリーマンショック以来の16年ぶりの金利の付く世界に入った。

 

植田総裁になる以前の黒田バズーカは滅茶苦茶空鉄砲を打つだけ打って、全く当たらずに借金だけ膨らまし続けた。しかも又、お金を預ければ金利を取ると言うマイナス金利政策で、金融機関は往生していた。黒田は滅茶苦茶政策を放り投げて、後任の植田に任せたが、新総裁、就任僅かに1年でマイナス金利から脱却し、お金を預ければ金利が付き、借金すれば利息を払う、普通の世界に戻した。

 

安倍の意のままになっていた前総裁の付けは大きい。国債をバカ買いして、1000兆円も越える残高。金利が1%上がっただけで、10兆円からの利払いが増える。今の処0.02%だから急激な負担増はないが、これからどんどん金利が上がって行けば、国の予算も利払いで身動きできなくなってします。今はどこかの大学の特任教授をしてのほほんとしているが、罪作りな人だ。

 

さて、今日の決定で、円相場が急速に上がる。6時現在1ドル150円半ば。一時150円を割り込む所まで追い込まれた。神田財務は今日が最後。昨日、急激な為替変動は好ましくない、と発言していたが、世界の市場は何処吹く風だ。今晩9時にはFRB議長の会見がある。風雲急を告げる荒れ模様だ。