ススキノ事件、精神科医の父親は、どこまで行ってもトンチンカンだ。先般の地裁判決、父親は共犯とは言えない、単なる事後のほう助犯として懲役1年4か月、執行猶予4年を言い渡されたが、この内容にどこに不満があるのか、昨日、判決を不服として控訴した。検察の10年の求刑に対し、猶予刑だから、喜ぶべきなのに、控訴した。控訴理由はいずれ公判で明らかになると思うが、トンチンカンにも程がある。この父親こそ精神科医ではなく、精神的に壊れているのではないか。
この父親の控訴を受け、今日札幌地検も控訴した。再び高裁で審議」されるが、今度こそ高裁での実刑判決を望む。親子で実行された殺人事件、野放しにしてはならない。
一方での静岡巌窟王、袴田巌さん事件、無罪が確定したが、それまでの違法な取り調べ、拘束の補償として、静岡地裁は2億1700万円の支払いを決定した。これに対し、巌さん側は、今度はこれとは別に今までの違法捜査に対する補償として、県及び地検に新たな損害賠償を提起する予定だ。賠償額は幾らになるか分からない・・。
県警、地検は大変な誤りの結果、巨額な支払いに応じざるを得なくなったのだが、どうしてこうした誤りが生じたのか、細大漏らさず検証し、国民に公表しなけてばならない。