火曜日夜のG7財務省電話会談、その後の円介入、引き続き行われたECB理事会におけるトルシェ総裁の発言、金利は下げないが、潤沢な資金を供給する、等の一連の政治的動きで、株価、為替も漸く反転の兆しを見せてきて、昨日来から東証も上がり、円安も進んできた。
当方、信用率も急速に改善、33%まで持ち直す。現在の株価には魅力はあるが、だからと言って、もう手を出すのは止めておこう。
豪ドルの方も相変わらず含み損が多いが、漸く50万台に下がってきた。17日のギリシャ総選挙に向けて、LCの一段の低ラインでの設定が必要だ。少し益の出た1本を清算し、LC引き下げのファンドに回しておいた方が良いだろう。
今年は天体年。今日は金星が太陽の前を通過する天体ショーが観測された。東京地方は曇り空で見ることは出来なかったが、テレビ映像で、小さな黒点が太陽表面をスーと横切って行く画面が見られた。
宇宙の構造が分からなかった昔の時代だったら、こうした天体の動きは不吉な予兆として、大騒ぎされたかも知れない。
天体の稀な動きと、人間社会との何等かの関連はないのだろうか・・。
金星は元々昔から不吉な星と見られていた。月に次いで明るい星だから、人間生活にとっても身近な存在だったのだろう。現に中近東の多くの国の国旗には月と金星をあしらった構図が多い。
これを契機として人間社会が良い方向に向かってくれれば良いが、頭をよぎるのは世界同時大恐慌で、餓死者が巷にあふれる光景である。
ひげの殿下、三笠宮寛仁親王が病没、66歳。当方と同じ歳だ。昭和21年生まれ。20年位前から癌を患い、入退院を繰り返していたようだ。一時はアル中治療で入院をしたこともあるらしい。奥さんは吉田茂の孫で、麻生さん、元総理の妹さんか。顔付がどことなく似ている。
父親の殿下が96歳でまだ存命だが、人間、余り長生きし過ぎると、こうした逆順、却って不幸に見舞われるかも知れない。