ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.6.(月・晴れ)期待を裏切らないなでしこJapanとGood Looserのフランス。

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真夜中1時からの試合開始、なでしこJapan対フランス戦。12時位まで内田康夫の小説を読んでいたが、眠くなったので、試合の結果は明日のニュースで見ればよいや、と一旦は寝に着いたが寝られない。
12時半、再び起き出しテレビを見る。矢張り気になる問題、一刻も早く知りたい気持ちには逆らえない。
 
1時からの試合開始。前半32分、セットプレーからの1点を先取。互角の試合というか、どちらかと言うと押し込まれていた中での先取点。良くやった。
 
後半戦開始直後は日本優勢で進めていたが、中々点が入らない。開始間も無くの10数分、再びセットプレーでのヘデイングの1点、追加点。勝利に大前進。2-0、ほぼ勝利を確信する。
 
その後のフランスの猛攻。上手い試合運びで1点を返される。最大の危機はPK.これはもうほぼ1点取られるのは皆覚悟していただろう。
だが! 相手選手が外してしまった! 何という幸運! 
2-2の同点になって、更に追加点を奪われる悪夢を多くの日本人が見たに違いない。処が、外した! 
この時点で運命の女神は日本に微笑んでいたのかも知れない。その後のフランス猛攻を漸く凌ぎ、オールセット、2-1で日本は見事に勝利した。
 
真夜中、眠いのも我慢して見続けたフアンの期待を裏切らない、見事ななでしこの試合。こうした試合を見せてもらえるなら、真夜中でも明け方でもいつでも良い。お蔭で試合後はゆっくり熟睡できた。
 
しかし、試合後の見事さは、日仏二人の監督の態度、対応だった。なでしこ、佐々木監督の勝っても奢らずの態度は見事としても、フランス監督が最初にやったことは、GKを外した選手に対する慰め、同情、慰労だった。弱者に対する労わり、救済。身を持って示していた。こういう国民性があるから、フランス人は世界中から尊敬されるのかも知れない。
今回はメダルを逃したが、こうした監督の下、フランスチームも日本同様、いずれの日か日本同様、世界の頂点に立つことができるだろう。
 
全力でぶつかりあう二つのチーム。それを指導する二人の監督。どちらが勝ち負けは別にしても、こういう良い試合を見ると、心も晴れる。
日本の勝利を喜ぶ以前に、フランスのGood Looserに称賛したい。
 
 
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