<本日講習会の行われた日本アセアンセンター会場>


<本日の参加者。高齢者も目立った。>

<講演に熱が入る中島マリンさん。>

先週の5日、日本アセアンセンターで、中島マリンさんのタイに関する講演、講習会が行われた。中島マリンさんはタイ人の父親と日本人の母親の間に生まれた(逆かも知れない)混血児で、中学・高校はタイで過ごされた。
地下鉄御成門駅を出た直ぐの場所に日本アセアンセンターの広報を兼ねたオープンセンターがあり、約150人程入る会場はほぼ満員だった。タイというから、学生とか若い人が主流かと思っていたら、還暦を過ぎた高齢者の夫婦も何組かいたり、ネクタイ姿のビジネスマンの姿もあったりして、流石アセアンセンターの主催する講習会と思い、開演を待った。
当方、タイを勉強し始めてから既に5年以上は経つが、今日、マリンさんの講習を聞くに、新たに認識したことも幾つかあった。特に出家と僧侶に関しては、仏法僧、僧侶の地位の高さと、家族が子息に託す出家への期待と誇り。又、喜捨(タンブン)と輪廻の思想。何事もマイペンライ。持って生まれた宿阿の元に今があるということ。過去―現在ー未来が一つの糸で繋がっている、その中に今があるということ。
約2時間の講演、講習会の前半の1時間をマリンさんの講演に当て、後半の1時間を参会者の何人かを指名しての実技指導。新鮮で且つ楽しい2時間はあっという間に過ぎてしまった。良い勉強会、講習会だった。
当方小金井タイ語サークルからは自分を含め3名が参加したが、会の終了後新宿まで出て、「薩摩八郎」での楽しい語らいは、それはそれで又別の楽しみもあり、当日は実に有意義な時間を過ごすことができた。
สวัสดีครับ(サワスデークラップ)=こんにちわ!
ขอบคุณครับ(コープクンクラップ)=ありがとう!
ไม่เป็นไร(マイペンライ)=気にしない!
<マイペンライの深い処の意味を知る。>

<スライドや動画なども上映され、分かり易かった。>

<後半は実技の指導。>

<参会者も一緒になって楽しむ。>

<著書販売会も盛況のようだ。>

<三々五々引き上げる参会者。>

<ライトアップされた東京タワーが間近に見えた。>
