ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(143)カルチャーセンターに立ち寄り空港へ。

モーチットから地下鉄に乗ってカルチャーセンターまで行く。何の広告かよく分からないが・・
 
 
 
イカルチャーセンターにやってきた。政府(文化庁)所管だ。
 
 
 
メインホールへの入り口は、急な土砂降りがきても大丈夫なように屋根がついている。
 
 
 
メインホールの入り口。随分立派な劇場である。
 
 
 
今日は休演だが、タイの古典芸能が上演されているようだ。
 
 
 
いやー、ラコーンとか仮面劇。今度機会があれば来てみたい。
 
 
 
この「オートーコー」マーケットの直ぐ横には地下鉄のモーチット駅がある。ここからかなり歩いてBTSのチャトチャク駅まで戻ることを考えたら、地下鉄駅の方が随分と楽だ。そう言えば、いつか行こうとして果たせなかった「タイカルチャーセンター」(ศูนย์วัฒนธรรมแห่งประเทศไทย・スーンワタナタム ヘンプラテートタイ)もこの地下鉄の途中のどこかにある筈だ。駅員に下車駅を聞き、早速行くことにする。飛行機は夜の便だ。時間は十分にある。

最寄り駅はその名の通り「タイカルチャーセンター駅」で、モーチットからは4つか5つ目の駅だった。地下駅を出て地表に出ると、今までのタイでは見慣れていない景色が目の前に広がった。全体がどことなく新しく、次代を経た古めかしい建物が全く見えない。タイの古さも無ければ雑多な雰囲気もない。丁度日本のどこかの学園都市のようなよそよそしさだ。この辺りは10数年前、地下鉄が開通してから新たに開発された地区に他ならない。

何かタイらしくない雰囲気の街並みの少し先にタイ文化センターの一角があり、広大な敷地の中に幾つかの建物が建っている。タイ文化庁が管理している施設だ。敷地内には伝統的なタイの木像家屋があったり、彫刻、ガーデンなども配置されているが、総体的に緊縮予算に縛られているようだ。タイでは矢張り国家よりも大寺院のほうが裕福らしい。あ、そうそう、この辺りには、古くて大きなお寺とか、金ぴかの御堂が無いので、タイらしさが見えなかったのだ。

敷地の中央部に大きな劇場があり、ここが文化センターの中心になっている。タイの伝統芸能、ラコーン(ละคร )や仮面劇「コーン」(โขน )などが上演される劇場だ。カルチャーセンターとはタイの古典劇を上演する劇場だったのだ。日本で言えば歌舞伎座か。今日は休演で殆ど誰もいないガランとしたホールになっているが、今度いつかこうした演劇が上演される時にもう一度来てみよう。 再び地下鉄に乗り、アソーク駅まで戻り、ホテルに立ち寄ってスーツケースを取り出し、空港に向かった。
 
 
 
 
敷地内には伝統的な家屋なども立てられていた。
 
 
 
地下鉄カルチャーセンター前の街並み。
 
 
 
全体が新しい感じだ。
 
 
 
駅前のビルは出来てまだ間がないようだ。
 
 
 
ビルの中は入居テナントも少なく、ガランとしていた。
 
 
 
しかしまあ、タイ人の旺盛さには驚く。華僑が動かしているのかも知れないが・・