ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.19.(曇)日銀緩和。JAL上場。デモ平穏。

イメージ 1
 
午前中まで弱含んでいた米ドル、豪ドル、ユーロなどが昼の時間を境に急激に反発、円安が急速に進んだ。昼の時間に日銀が政策発表。10兆円の金融緩和に踏み切った。
これは即ち従来の国債買い取り枠70兆円を更に10兆円分増やした勘定になるが、言うなれば、政府が発行した国債中央銀行が買い取る構図。タコが腹が減って自分の足を食うようなもので、本来は禁句であるが、タコとしても背に腹は代えられない。
日銀としてもこの思いがあるから、中々踏ん切りがつかず、躊躇していたきらいもあるが、本来は国債ではなく、他の金融商品に向けたいところだが、日銀法等の規約があり、FRBのような機敏で機能的な対応が制限されている以上、やむを得ない選択かも知れない。
 
お蔭で、午後からは東証も一時150円を超える上げとなり、豪ドルなども82円92銭と83円を窺うラインまで上がったが、午後の後半から、どこで何があったのか、又、再び円高が亢進し、豪ドルなども元の木阿弥、82円すれすれまで落ちてきた。午後、一時的にプラス評価になったものの、利益確定せずにそのまま様子をみていたら、又、マイナスに沈んでしまった。
今日の1日は何だったろう・・。
 
そうした中JALが再上場。初値3810円を点ける。破綻会社が2年半で復帰上場。稲盛さんの手腕を褒め称えるべきか。稲盛教とかいろいろなことが言われたが、破綻を救うためには、こうしたドラステックな手法も避けられないだろう。
 
 
9.18.の昨日、中国のデモは瀋陽等の一部を除き平穏に終了した。政府の強い指導力が発揮された。尖閣に押し寄せると言われていた漁船団も今の処、姿が見えない。これも又政府の強い統制の表れか。このまま平穏に向かってくれれば良いが・・・。
 
イメージ 2