ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(16)普陀山・普済寺の前で昼食。

宿の主人、鄭仕福さんは、普済寺までの道を途中まで案内してくれた。
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緑多い公園風の参道である。
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堀の水は綺麗だ。海の色とは全く違う。
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この堀に面してレストランが並んでいる。
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普済寺参道のレストラン街。
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船着き場から自転車を転がし、親切にも当方のリュックを自転車の駕篭に入れてくれて、かなり大きな公園を通り抜けて歩くこと約10分、やって来たのは古ぼけた中層団地内にある一棟の古ぼけた建物で、彼曰く、ここがそうだと。かなり歩いたのでちゃんとしたホテルか旅社を期待していたが、これは普通の民家、日本でいう所の民宿ではないか。それも相当古ぼけた団地だ。一瞬入るのをためらい、「不好、不好」と言って、一旦は戻ろうとしたが、又、10数分かけて港まで戻ることを考えると、がっくりする。

そんな当方のがっかりした態度を見てとったのか、この家の主人「看、看」と言って、リュックを持ち上げ、先に立って階段を上って行く。5階までの階段を上って行くと、丁度日本の公団と同じような造りで、階段に向かい合って2部屋のドアがあって、1階から5階までは10戸の住宅しかない。多少はプライバシーが保たれているようだが、ドアの外に使い古しのマットを出してあったり、子供のおもちゃを出したままにしてあったり、と、日本の中レベル団地と似た所がある。

5階の部屋に入ると、最近内装工事をしたらしく、建物の見た目の古さとは違って内部はかなり綺麗で、泊まる場所を見せてもらうと、これも又日本のシングルルーム位の感じである。これなら問題ないだろう、と宿賃の100元、約1400円を支払う。

さて、部屋にリュックを起き、早速この島の観光と言うと、主人は一緒に部屋を出て、島の最大のお寺・普済寺までの道順を途中まで一緒に来てくれて、案内してくれる。こうした処が民宿のオヤジらしい親切さと言えるかも知れない。「この道を真っ直ぐ行った所が普済寺だ」と言う場所まで案内してもらい、そこで主人と別れるが、お腹が減った。もう1時を随分過ぎている。辺りを見ると、この辺は普済寺の門前町のようになっていて、何軒かのレストランが並んでいる。しかし、それらは皆海鮮料理主体の飯店で、当方一人で簡単な昼食を取るような店ではない。外れに1軒漸く店を見つけ、何か分からない五目ラーメンのようなものを頼み、漸く昼飯にあり付けた。
 
 
 
 
大体が海鮮レストランが多く、複数のグループか団体で来ている。
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人々はお参りよりか、海鮮料理を食べにこの島にやって来るのかも知れない。
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しかしあの黄色い海を見た目には、余り食欲も進まないが・・。
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海鮮は止めて単品の食堂に入る。
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お昼だから、こんなもので良いでしょう。地ビールもありました。
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