ちゃおチャオブログ

日々の連続

高尾の紅葉(10)高尾山の紅葉平。

紅葉平の紅葉に見入る人々。
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しかし残念ながら、少しばかり最盛期を遅れたか・・。
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今日の紅葉平の茶屋は大入りの客だ。
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客が店の外にまで溢れている。
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 程よい場所を見つけ、昼食とする。
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紅葉と言う名前の付いた景勝地、名勝地は日本全国にある。紅葉山、紅葉ヶ丘、紅葉台、紅葉谷、紅葉平、等々。中でも有名なのは厳島紅葉谷公園で、これは厳島名物「もみじ饅頭」の語源にもなっているし、日本をこよなく愛した明治のドイツ人植物学者がこの谷を終の棲家としたことでも記憶されている。

我が町、我が村、我が公園の紅葉。日本人の桜に対する愛着と同じ様に、奈良、平安の昔から日本人の心の中に棲みついている秋の風物詩。ここ数年、秋にはこの高尾の紅葉平の紅葉を眺めることを例としていたが、今年は膝の状態も良くなく、ここまで来れるかどうか危ぶんでいたが、漸くにして今年も又来ることができた。ここの紅葉はもう既に自分の心の中に棲みついているのかも知れない。

高尾山頂よりはやや混雑度が減ったとは言え、人出の多い事には変わりない。昔からここに1軒だけあるもみじ茶屋も今日ばかりは大繁盛。1年に何回かしかない書き入れ時だ。時々挨拶するこの茶屋の家付き娘も今日ばかりは大忙しで、てんてこ舞いだろう。言葉を掛けるのも気が引けた。

茶屋の少し先に丁度座り心地のよさそうな丸太の倒木があり、今まさに前の客が立ち上がってところだ。すかさずその場を占めて、漸くお昼にする。お昼と言っても、電車へ乗る前に東小金井の駅前のコンビニで買って来たお結び2個と、落花生にコーヒー、ミカンの2個に過ぎないが。それでもこの紅葉平に来て、燦々と降り注ぐ初冬の日差しの下で、目の前の紅葉を眺めつつ食事ができたことに大満足した。
 
 
 
 
紅葉を見ながら結びを頬張る。
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ここからは、山梨の山が見える。
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富士も半分雲に隠れつつも大きな姿を見せている。
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30分程寛ぎ、下山する。
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下りはゆっくり稲荷山コースの山道を通り、下山した。
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