ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(88)「象の波止場」(ท่าช้าง)周辺の情景。

乗ったフェリーは「ワットラカン」と「ターチャーン」間をピストン輸送している。
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フェリーの乗客。
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若い国だけあって、若い人が多い。
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「ターチャーン」、「象の波止場」。
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これは何の意味だろう。分からない。今度ヌンさんに聞いてみよう。
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水量豊富なチャオプラヤー川の両岸には、バンコク市内だけでも20カ所以上のフェリー乗り場、所謂「波止場」(ท่าน้ำ)がある。遠くから見ていると、大小さまざまなフェリーがみずすましのように、これ等の波止場を行ったり来たり、往復している。実に水運の発達している都市だ。

これ等の波止場「ท่าน้ำ」(ターナム)或いは船着き場「ท่าเรือ」(タールーア)にはそれぞれの名前がついていて、勿論ナンバリングでも呼ばれることはあるのだが、固有名詞で呼ばれる方が情緒深い。象はタイのシンボルでもあり、国民も愛着を持っている。王宮前にある波止場は、このフェリー網の中程にあり、中心的な場所で、多分、一番乗降客も多い。この波止場は「ท่าช้าง」(ターチャーン)、日本語で言えば、「象の波止場」と呼ばれている。昨日までいたチェンマイで、ターペー門に次いで賑やかで大きな城門が「象の城門」、「ประตูช้าง」(プラトウチャーン)と命名されているが、タイ人に取っては陸と川、場所は違っても、同じような感覚かも知れない。

さて、「ワットラカン寺」、「ท่าวัดระฆัง」(ターワットラカン)を出たフェリーは、5分も掛らず、対岸の「象の波止場」に着く。このフェリーは、対岸の波止場を往復するだけで、料金も3B,10円もかからない。客を下ろし、直ぐ又次の客を乗せてピストン輸送している。これだけ便利なものがあれば、橋など作る必要はない。

この「象の波止場」はフェリーの中心地だけあって、5-6社のフェリーが発着していて、それぞれがピアー、桟橋を持ってる。出船入船、賑やかなものだ。独特の口笛をピー、と吹いて、それが出航の合図、桟橋の少年は艫綱を解き、又面綱を手繰り寄せる。ああ、賑やかで元気で良い風景だ。僕がサナームルーアンが好きで、この川が好きなのは、こうした光景を日常的に見られるのだからかも知れない。そうした愛着を旨に、この船着き場の前の沢山並んでいる屋台、果物店、土産店の雑踏を通り抜け、漸く王宮前広場に出た。
 
 
 
 
「ターチャーン」には桟橋が幾つもあって、知らない人は迷ってしまうが、この窓口に聞けば、親切に教えてくれる。
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「ターチャーン」波止場の前の賑わい。
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タマサート大学にも近く、学生も多い。
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その近くでのんびりしているタイの人々。
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ああ、前方に王宮が見える。行ってみよう。
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